房総半島の自然が眩しい。(50点)
民営化した郵政CM映画?との思いもよぎるが、人と人との交流の大切さは伝わってくる。頑固で実直な主人公の性格を、バタンコ(配達用の赤い自転車)での集配にこだわることで表したのが上手い。ただ、主人公がアナログ人間であることと、投函してない手紙を勝手に届ける設定は別問題。微妙に納得できなかった。体力勝負の長嶋一茂の、ありえない長距離配達に苦笑するが、ベタな物語にはこれもOKか。房総半島の自然が眩しい。
房総半島の自然が眩しい。(50点)
民営化した郵政CM映画?との思いもよぎるが、人と人との交流の大切さは伝わってくる。頑固で実直な主人公の性格を、バタンコ(配達用の赤い自転車)での集配にこだわることで表したのが上手い。ただ、主人公がアナログ人間であることと、投函してない手紙を勝手に届ける設定は別問題。微妙に納得できなかった。体力勝負の長嶋一茂の、ありえない長距離配達に苦笑するが、ベタな物語にはこれもOKか。房総半島の自然が眩しい。
職務に忠実な一方、亡き妻への想いと年頃の娘との関係に戸惑う男。ゆるぎない信頼と頑固なまでの信念、そして巌のごとく頑丈そうな後姿。長嶋一茂の広く大きく分厚い背中がまっすぐに生きてきた主人公の人生を饒舌に物語る。(50点)
手紙を預かり届けるという職務に忠実な一方、亡き妻への想いと年頃の娘との関係に戸惑う男。ゆるぎない信頼と頑固なまでの信念、そして巌のごとく頑丈そうな後姿。長嶋一茂の広く大きく分厚い背中が、言葉でも表情でも決して表現できない、まっすぐに生きてきた主人公の人生を饒舌に物語る。真っ赤に塗られた無骨な自転車で走り続け、書いた人と受け取った人の期待に応えようとする姿は、不器用でも正直に生きることの素晴らしさを教えてくれる。