ベルサイユの子 - 福本次郎

フランス王の栄華と威容を誇るのベルサイユ宮殿。隣接する森には多数の無職者が小屋を作って夜露と寒さをしのいでいる。二極化が進んだ21世紀は、もしかして絶対君主の時代よりも格差が広がっているのではと思わせる構図だ。(50点)

ベルサイユの子

© Les Films Pelleas 2008

 フランス王の栄華と威容を誇るのベルサイユ宮殿。隣接する森には多数の無職者が小屋を作って夜露と寒さをしのいでいる。勝ち組と負け組みの二極化が進んだ 21世紀は、もしかして絶対君主の時代よりも格差が広がっているのではと思わせる構図だ。ホームレス母子が手入れされた庭園を背景にたたずむ風景は、革命後200年以上たってもフランスが目指した理想はいまだに達成されていない現実に対する強烈な皮肉。映画はそんな社会で生きる幼い少年を軸に、一緒にいると重荷に感じ離れていると寂しくてたまらない人間関係の距離感を描く。

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ベルサイユの子 - 佐々木貴之

◆小難しさや堅苦しさを感じさせないごく普通の人間ドラマ(75点)

 パリの夜の街を彷徨う若い女ニーナ(ジュディット・シュムラ)と息子エンゾ(マックス・べセット・ドゥ・マルグレーヴ)は、ベルサイユ宮殿付近の森にたどり着く。森の中に入り込んだ二人は、社会からドロップアウトしたホームレスの男ダミアン(ギョーム・ドパルデュー)に出会う。ニーナとダミアンは一夜をともにした後、エンゾを置いてきぼりにして姿を消してしまう。ダミアンはこの事態に困って憤るが、一緒に過ごしているうちに親子同様になってしまう。

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