ベティ・ペイジ - 渡まち子

時代が彼女を求めたのだろう。(50点)

 伝説的なピンナップ・ガールとして短い間活躍し消えていったベティ・ペイジの半生を描く物語だ。扇情的なポーズは猥褻というより健康的で、ボンデージ姿も今見るとおとなしいもの。それでも50年代の道徳観念が彼女を許さなかった。過去のトラウマや宗教観など多くの矛盾を抱えるベティの内面に踏み込んでないので、ヒロインに感情移入できないが、天真爛漫な笑顔は紛れもなく米国のイメージのひとつ。やはり時代が彼女を求めたのだろう。

ベティ・ペイジ - 福本次郎

◆扇情的なポーズと挑発的な目。キリスト教の信仰とセックスシンボル、この一見相容れない要素を巧みに自分の中に取り込んで消化し、新たなトレンドを生み出した彼女の人生を浮き彫りにすることで世間の価値観とは何かを問う。(40点)

 扇情的なポーズと挑発的な目。彼女の姿態は全米の男を虜にし、共産主義より害悪とのレッテルを貼られる。まだ性表現の規制が厳しかった時代、雑誌でヌードを見せることが神から与えられた使命と信じ、一片の屈託もなくタブーに挑戦していったヒロイン。キリスト教の信仰とセックスシンボル、この一見相容れない要素を巧みに自分の中に取り込んで消化し、新たなトレンドを生み出した彼女の人生を浮き彫りにすることで世間の価値観とは何かを問う。しかし、彼女の表層的な行為をなぞってはいるものの心理的な描写が少なく、人物像に対する作りこみが甘い。

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