ブラインドネス - 福本次郎

視覚を失い、見かけの良し悪しが意味を持たなくなった世界では各個人のエゴがむき出しになる。そんな状況で試される人間としての値打ち。新しい秩序を構築しなければならないとき、人はひとりでは生きていけないことを実感する。(40点)

© 2008 Rhombus Media/O2 Filmes/Bee Vine Pictures

 視覚を失った人間はどういう行動をとるか。最初は絶望の余り落ち込むが、やがて慣れるといかにして生き残るかに関心が移る。周りの人間もすべて目が見えなくなっている中、理性的に協力しようとする者、自分の利益だけを考える者、力で支配しようとする者まで現れる。見かけの良し悪しが意味を持たなくなった世界では各個人のエゴがむき出しになる。そんな状況で試される人間としての値打ち。今までの価値観が無に帰し、新しい秩序を構築しなければならないとき、人はひとりでは生きていけないことを改めて実感する。

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ブラインドネス - 渡まち子

謎の病の発生により人間の本性がむき出しになる心理パニック・サスペンス。メイレレスの手腕が見事。(90点)

© 2008 Rhombus Media/O2 Filmes/Bee Vine Pictures

 街角で若い男性が突然視力を失う。それから各地で失明者が続出し、白い闇の病“ブラインドネス”は驚異的なスピードで拡大した。発症者は強制的に療養所に隔離されるが、そこは無法地帯と化し、人々から人間性を奪っていく…。

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ブラインドネス - 前田有一

全世界が突然失明!?(95点)

© 2008 Rhombus Media/O2 Filmes/Bee Vine Pictures

 ここ数ヶ月みた映画の中で、私が最も感動したのはこの『ブラインドネス』であった。カンヌ映画祭で、景気付けのオープニング上映のみならず、本命コンペ部門にも出品されたというだけのことはある。

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ブラインドネス - 岡本太陽

全世界の人々が突然失明してしまったら…。フェルナンド・メイレレス監督最新作(60点)

© 2008 Rhombus Media/O2 Filmes/Bee Vine Pictures

 人にとって目は生きる上で非常に重要な役割を果たしている。もしそれが突然見えなくなってしまったら、あなたの世界はどう変わってしまうだろうか。いつも眺めていた景色も、好きだった映画も、あなたにとって大切な人の顔も見えなくなってしまう。映画『ブラインドネス(原題:BLINDNESS)』では人が突然盲目になるという出来事が世界規模で起こる。本作は人が盲目になった世界を描く人間観察記だ。

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