(75点)
暗くて貧乏くさくて悲惨な話なのに、見終わると荘厳な気持ちなってしまうから不思議。地方に生きる若い男女の愛を、戦場での悲劇と対比させながら描く。デュモン監督得意の暴力と性がテーマで、人間の罪と業を赦し、愛を与えるヒロインはマグダラのマリアと重なる。男性には衝撃的な場面もあるので覚悟して見てほしい。音楽を一切排除するなど、決して万人向けの作品ではないが、深みがある映画だ。カンヌ映画祭グランプリ受賞作。
(75点)
暗くて貧乏くさくて悲惨な話なのに、見終わると荘厳な気持ちなってしまうから不思議。地方に生きる若い男女の愛を、戦場での悲劇と対比させながら描く。デュモン監督得意の暴力と性がテーマで、人間の罪と業を赦し、愛を与えるヒロインはマグダラのマリアと重なる。男性には衝撃的な場面もあるので覚悟して見てほしい。音楽を一切排除するなど、決して万人向けの作品ではないが、深みがある映画だ。カンヌ映画祭グランプリ受賞作。