◆クールな印象を与える。(70点)
アメリカをはじめ、日本でも支持されている人気TVゲームをスタイリッシュな感覚で映像化させたアクション作品。
ガン・アクションがド派手でいちいち格好つけるのが笑えるが、これが案外楽しめる。(60点)
大仰なアヴェ・マリアの音楽にのり繰り広げられるアクション映画は、大人気ゲームが原作だ。47は遺伝子操作により誕生した凄腕の暗殺者。ある陰謀で出会った悲しい瞳の娼婦ニカがクールな彼を変えることに。どこか可愛げのあるルックスのオリファントがニカに迫られ、たじろぐ場面が見もの。ガン・アクションがド派手でいちいち格好つけるのが笑えるが、これが案外楽しめる。ただラストは見守るというよりストーキング。ちょいと問題ありかも。
スキンヘッドな暗殺者・全員集合(60点)
『ヒットマン』は、(ヒット作だが)洋物ゲームが原作という、日本では集客面での不利を抱えている。そのため「女子を助ける暗殺者」との共通点をむりやりこじつけ、「名作『レオン』を彷彿とさせるエモーショナルドラマ」などと宣伝されている。担当者の苦悩が垣間見える瞬間である。
スキンヘッドの後頭部にバーコードのタトゥーという目立ち過ぎの暗殺者が活躍する映画(50点)
『トゥーム・レイダー』等、ゲームが原作の作品が多く映画化されている今日。2007年秋にまた新しいゲーム原作の映画が公開された。その名は『ヒットマン(原題:HITMAN)』。プロデューサーにリュック・ベッソンやヴィン・ディーゼルが名を連ねる話題作だ。