◆自らの知力と体力と仲間を信じて若者は旅に立ち、途中に立ちふさがる様々な困難を、友情と信頼、勇気とアイデアで乗り越える。映画は、ギリシア神話と現代米国文化を巧みにコラボさせ、壮大な特殊効果で最後まで見せ場が続く。(50点)
自らの知力と体力と仲間を信じて若者は旅に立つ。途中に立ちふさがる様々な困難を、友情と信頼、勇気とアイデアで乗り越えて、冒険の終わりにはひと回りもふた回りも成長する。それは大人への通過儀礼、英雄になる将来が約束されている少年には避けて通れない道なのだ。映画は、海神の子が現代に生まれるファンタジーの中、ギリシア神話と現代米国文化をコラボさせ、壮大な特殊効果で最後まで見せ場が続く。愛、憎しみ、怒り、嫉妬、権力、そういった人間的感情が人間よりも強いギリシアの神々が己の欲望のために動く姿は皮肉が効いている。
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◆自虐ネタと本格的スペクタクル(85点)
ギリシャ神話をネタに思い切り遊んだ『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』は、ほとんど確信的な「突っ込みどころ満載」映画といえる。
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◆パーシーがその手で操る水の動きは激しくも洗練されていて、高度なCGによる描写はさすがのひと言(60点)
現代のNYにギリシャの神々が現れる奇想天外なファンタジー。落ちこぼれの高校生パーシー・ジャクソンは、ある日突然、自分はギリシャ神話の神ポセイドンの息子であることを告げられる。神と人間の子であるデミゴットである彼は、仲間のアナベスとグローバーと共に、万能の神ゼウスのもとから盗まれた最強の武器・稲妻を探す旅に出る。この稲妻がみつからなければ神々の間で戦争が起きてしまうのだ。だが泥棒の濡れ衣を着せられたパーシーの前には数多くの危険が待ち受けていた…。
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◆ギリシア神話の神々やクリーチャーが現代の米国によみがえる(70点)
『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバス監督が、ギリシア神話を題材にした同名の児童文学を映像化。17歳のパーシー・ジャクソンは、メトロポリタン美術館で古代ギリシアの展示を見学中、突如、翼の生えた怪物に襲われる。思わぬ人物の助けで危機を脱したパーシーは、自分が海神ポセイドンと人間とのハーフであること、全能の神の最強の武器<ゼウスの稲妻>を盗んだ疑いをかけられていることなどを聞かされて……。
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