ちょっと自虐的なユーモアがいい(65点)
全編にレトロ・モダンな雰囲気が漂う、異色の青春映画にして文芸映画だ。終戦を迎えた年、結核を患う少年・利助は、風変わりな療養施設・健康道場に入る。患者や看護婦を互いにあだ名で呼び合うその場所で彼は“ひばり”と呼ばれ、看護婦の竹さんやマア坊、同じ病を患う仲間と過ごすうち、少しずつ希望を見出していく。
ちょっと自虐的なユーモアがいい(65点)
全編にレトロ・モダンな雰囲気が漂う、異色の青春映画にして文芸映画だ。終戦を迎えた年、結核を患う少年・利助は、風変わりな療養施設・健康道場に入る。患者や看護婦を互いにあだ名で呼び合うその場所で彼は“ひばり”と呼ばれ、看護婦の竹さんやマア坊、同じ病を患う仲間と過ごすうち、少しずつ希望を見出していく。
◆作品全体は今ひとつわけが分からないが、川上未映子と仲里依紗がエロチックでいい。終戦直後に奇跡のように輝いた一瞬のユートピアは見事に表現されていた(72点)
この作品については、圧倒的に川上未映子と仲里依紗だ。2人がエロチックでいい。見ているだけで幸せだった。個人的に、2人が非常に好みでもある。