パラノイドパーク - 渡まち子

主人公のそれはあまりに現実逃避だ。(60点)

 罪にも罰にも無頓着なティーンエイジャーは一見イノセントに見えるが、主人公のそれはあまりに現実逃避だ。16歳の少年アレックスは、はずみで男性を死なせてしまうが、それを告白できず不安な日々を送る。スケートボードの聖地パラノイドパークは彼の唯一の居場所だ。クリストファー・ドイルの浮遊感漂う映像が魅力的で、特に草原で自分の気持ちを綴る姿が心に残る。もっとも自己陶酔的なだけのドラマは全く共感できないものではあるが。

パラノイドパーク - 福本次郎

取り返しのつかないことをしたのは自覚しているが、どこか現実感が伴わない。意識の中では否定しているが、現実が徐々に迫ってくる。良心の呵責とずるい願望の狭間で揺れ動く16歳の少年の心理が非常に繊細な映像で描かれている。(60点)

 取り返しのつかないことをしたのは自覚しているのに、その事実にリアリティが伴わない。意識の中ではなかったことにしてしまおうとしているのに、現実が徐々に否定していく。戻ろうとしても戻れない、平静を装っているが、どこかで事実が明らかにされることで救われるのではないかという気持がくすぶっている。人を死なせてしまったことへの良心の呵責と、ばれなければそのまま平穏な暮らしが続くはすというずるい願望の狭間で揺れ動く16歳の少年の心理が非常に繊細に描かれている。

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パラノイドパーク - 前田有一

誤って人を殺してしまった16歳少年は、その後どうするのか?(65点)

 意図せず他人を殺してしまった少年の心理を描く『パラノイドパーク』は、同じガス・ヴァン・サント監督がコロンバイン高校銃乱射事件犯人への理解を試みた『エレファント』(03年)の姉妹編ともいうべき作品。

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パラノイドパーク - 岡本太陽

ガス・ヴァン・サント監督最新作のティーンエイジャーの痛烈な物語(85点)

 2003年『エレファント』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールと監督賞を史上初めて同時受賞、コロンバイン高校銃乱射事件をテーマにした内容が観る者を震撼させた。そして2005年『ラスト・デイズ』ではカート・コバーンの最期の2日間を基にしたストーリーが話題に。常に新しい世界感を表現し続けるインディペンデント映画監督ガス・ヴァン・サント。2008年、彼は傑作との呼び声も高い新しい作品を発表した。それはブレイク・ネルソンによる同名小説『パラノイドパーク(原題:PARANOID PARK)』という作品で、作風は『エレファント』や『ラスト・デイズ』の流れを汲みつつ、素晴らしい映像と音楽が1つになった斬新な作品に仕上がっている。

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