ジョン・カーペンター監督の殺人鬼ホラーをリメイク(70点)
オリジナルの78年版『ハロウィン』(ジョン・カーペンター監督)は、なんといっても殺人鬼映画の金字塔であり、のちに『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』といった大ヒットシリーズを生み出す源泉にもなった。今回のリメイクも、力の入った本格的ホラー映画で、大のホラーマニアとしても知られるロブ・ゾンビが脚本と監督を担当した。
ジョン・カーペンター監督の殺人鬼ホラーをリメイク(70点)
オリジナルの78年版『ハロウィン』(ジョン・カーペンター監督)は、なんといっても殺人鬼映画の金字塔であり、のちに『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』といった大ヒットシリーズを生み出す源泉にもなった。今回のリメイクも、力の入った本格的ホラー映画で、大のホラーマニアとしても知られるロブ・ゾンビが脚本と監督を担当した。
意外にも起承転結がしっかりした“まっとうな”作り(60点)
スプラッタ、今さらのリメイク、監督はデスメタルのロブ・ゾンビとくれば敬遠する人も多いだろうが、意外にも起承転結がしっかりした“まっとうな”作りだ。これだから映画は見てみないと分からない。ハロウィンに現われる殺人鬼マイケルの少年時代と、精神病院を脱出し街へ戻るいきさつが描かれる前日譚だ。マイケル少年の壮絶な殺戮シーンは、容赦ない血しぶきが飛ぶ残酷さだが、妹との関係性は哀しいもの。キーパーソンの医師を演じるマルコム・マクダウェルが物語を引き締めるが、どうしても彼の顔に狂気を見てしまう。70年代のヘビーな楽曲がたっぷり楽しめる音楽系ホラーだ。
ロブ・ゾンビがあのジョン・カーペンターのホラー映画の金字塔をリメイク(40点)
ミュージシャン、映画監督、脚本家等、様々な顔を持つ男ロブ・ゾンビ。特にホラー映画に傾倒している彼は今までに『マーダー・ライド・ショー』やその続編『デビルズ・リジェクトマーダー・ライド・ショー2』を監督している。それらの映画でコアなファンを獲得した彼が再び監督した映画はなんとジェイミー・リー・カーティス主演で有名な1978年のスプラッター映画『ハロウィン』のリメイク作品。本作ロブ・ゾンビの『ハロウィン(原題:HALLOWEEN)』は全米で初登場1位を記録した。