ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い - 福本次郎

ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い

© 2009: Edelweiss Production (Italia), Intervenciones Novo Film 2006, AIE e Radio Plus (Spagna)

◆放蕩を繰り返し、暴力も厭わない。ドン・ジョヴァンニが挑むのは宗教的倫理に行動が縛られた旧態依然とした価値観。主人公はその物語を新しい言葉とアイデアで再編し、革新的なメロディとコラボさせて時代に変革を迫っていく。(80点)

 放蕩と姦淫を繰り返し、暴力も厭わない。オペラ「ドン・ジョヴァンニ」が挑むのは宗教的倫理や道徳に行動が縛られた旧態依然とした価値観。映画の主人公である劇作家はその物語を新しい言葉とアイデアで紡ぎ直し、革新的な旋律とコラボさせて時代に変革を迫っていく。18世紀後半の、異端審問官が幅を利かせる陰鬱なヴェネチアと啓蒙君主が気軽に市民の前に姿を見せる開放的なウィーンの空気の対比が印象的だ。また、ウィーンに住むイタリア人は少なからずおり、教養あるウィーン市民はイタリア語を理解したのだろう、きちんとイタリア語とドイツ語を俳優たちが使い分けているところに好感が持てる。

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ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い - 渡まち子

ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い

© 2009: Edelweiss Production (Italia), Intervenciones Novo Film 2006, AIE e Radio Plus (Spagna)

◆透下光の一種トランスライトの演出が、現実と物語の二つの異なった場面を同時に見せて、素晴らしい(70点)

 天才音楽家モーツァルトのオペラの台本を書いた劇作家ロレンツォ・ダ・ポンテを主人公に、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」誕生秘話を描く華麗な歴史劇だ。1763年・ベネチア。ユダヤ教からキリスト教へと改宗し、神父になったロレンツォは、放蕩生活のためベネチアから追放される。劇作家としてすでに名声を得ていたロレンツォは、友人のカサノヴァの紹介状を持って自由な気風の大都市ウィーンにやってくるが、そこで新進気鋭の音楽家モーツァルトと出会う…。

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