トロッコ - 渡まち子

◆家族の喪失と再生の物語だが、そこに日本統治時代から取り残された台湾の人々の無念を組み込んだストーリーが素晴らしい(70点)

 芥川龍之介の同名短編小説を下敷きにして、異国を訪れた少年の心の揺れを繊細にスケッチする佳作。8歳の敦(あつし)は、台湾人の父親の遺灰を届けるため、日本人の母・夕美子と6歳の弟の凱(とき)と3人で台湾の小さな村を訪れる。そこには日本語を話す優しいおじいちゃんが待っていた。敦が父からもらった古い写真にはトロッコと線路が写っていておじいちゃんはその場所を一緒に探してくれる。数日後、敦と凱は、森林の再生を願って働く青年と一緒に、昔、日本軍が敷いたという線路の上にあるトロッコに乗り山へ向かうが…。

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トロッコ - 福本次郎

◆親子のつながりすら希薄になる日本で、忙しなく働く母に育てられた幼い兄弟は、いつしか笑顔を失っていた。他人を思いやる余裕をなくした日本人母子が、台湾の人々との交流の中で疲れてざらついた心を癒していく過程を描く。(50点)

 日本人になりたかった祖父、台湾で暮らしたいと言う母、そして日台双方の血を半分ずつ引いている子供たち。親子のつながりすら希薄になる日本で、忙しなく働く母に育てられた幼い兄弟は、いつしか笑顔を失っていた。父の死をきっかけに、父の故郷に母と共に渡った子供たちは、そこで味わった経験のない人間同士の絆を発見していく。映画は、他人を思いやる余裕をなくした日本人母子が、山深い台湾の小さな村で生活する人々との交流の中で、疲れてざらついた心を癒していく過程を描く。

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