トランシルヴァニア - 渡まち子

(70点)

 ガトリフ監督がロマの血を引くのは有名だが、アーシア・アルジェントにもロマの血が混じっているらしい。そのせいか愛を求めて刹那的にさまようヒロイン役がよく似合う。姿を消した恋人を探して東欧に来た妊娠中の主人公は、ある男と出会い不思議と惹かれあう。ロマの儀式、掌の目、おなかの天使などビジュアルも意味深い。何より独特のジプシー音楽が心地よい。音楽はガトリフ作品の最重要アイテムなのだ。

トランシルヴァニア - 福本次郎

◆喜び、怒り、悲しみを情熱的なリズムで表現するジプシーたち。感情をかきむしる旋律が女の気持ちを代弁する。それは愛を求めて東欧の果てまでやってきた彼女が体験する喪失の物語にふさわしいが、突然の転調に映画は乱れる。(30点)

 喜び、怒り、悲しみを情熱的なリズムと激しいステップで表現するジプシーたち。それは愛を求めて東欧の果てまでやってきた女が体験する喪失と再生の物語にふさわしい。愛する男に拒絶された彼女はもはや正気ではいられず、あてどない旅に出る。感情をかきむしる一方でやさしく癒すような旋律が彼女の気持ちを代弁する。しかし、絶望の余りほとんど言葉を発することがなくなった女はやがて出会った男に主人公の座を譲り、突然の転調に映画の調和は乱れてしまう。喜び、怒り、悲しみを情熱的なリズムと激しいステップで表現するジプシーたち。それは愛を求めて東欧の果てまでやってきた女が体験する喪失と再生の物語にふさわしい。愛する男に拒絶された彼女はもはや正気ではいられず、あてどない旅に出る。感情をかきむしる一方でやさしく癒すような旋律が彼女の気持ちを代弁する。しかし、絶望の余りほとんど言葉を発することがなくなった女はやがて出会った男に主人公の座を譲り、突然の転調に映画の調和は乱れてしまう。

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トランシルヴァニア - 前田有一

不思議な土地で癒される女の物語(40点)

 ロマ(ジプシー)をテーマに映画を撮り続けてきたトニー・ガトリフの最新作『トランシルヴァニア』は、あたかもドキュメンタリーのようでありながら、精密にコントロールされた脚本があるようにも見える、不思議な一本だ。

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