ディア・ドクター - スタッフ古庄

◆127分(80点)

 すごい引力がこの作品にはあります。

 サスペンスでもミステリーでもなく、ど派手な演出があるという訳ではありません。ただ、現在の日本社会が抱える様々な問題を、そこから起こりえる出来事を、日常的に描いた作品です。

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ディア・ドクター - 渡まち子

嘘と真実が入れ替わる不思議。若手女性監督のエース・西川美和監督の深い心理描写が光る。(85点)

ディア・ドクター

© 2009『Dear Doctor』製作委員会

 山あいの村でただ一人の医者・伊野が失踪する。彼は誰からも慕われ頼りにされていただけに村中が動揺するが、捜査が進み、伊野の生い立ちや職歴などすべてが曖昧であることが分かる。やがてある嘘が浮かび上がり…。

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ディア・ドクター - 山口拓朗

◆人間の本質に肉迫した力作(70点)

 過疎化が進むとある小さな村で、ただひとりの医者として村人から慕われていた伊野医師(笑福亭鶴瓶)が失踪した。警察の捜査が進むに連れて、伊野という人間の不可解な正体が浮かび上がっていく。どうやら彼は経歴を詐称していたようなのだ……。

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ディア・ドクター - 福本次郎

柔和な笑みを満面にたたえているのに、目だけは節穴のように感情が欠落している。その暗黒の深淵は、全能感と不安、だましているという良心の呵責が混在する。そんな複雑な胸中を目だけで演じる笑福亭鶴瓶の存在感が圧倒的だ。(60点)

ディア・ドクター

© 2009『Dear Doctor』製作委員会

 柔和な笑みを満面にたたえているのに、目だけは節穴のように感情が欠落している。その暗黒の深淵は、神の如く崇められている全能感と、いつまでもこんな状態が続くはずがないという確信、そして人々をだまし続けているという良心の呵責が混在している。そんな複雑な胸中を目だけで演じる笑福亭鶴瓶の存在感が圧倒的だ。過疎地、老人と病人、熱心な医師。なにもかも上手くいっていたはずの村に、真実の刃がつきつけられたとき、雪崩をうったように平和が乱されていく。本物以上に本物らしいペテン師は、信じたいことだけを信じている人々にとっては必要なのだ。

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ディア・ドクター - 前田有一

西川美和監督のおそるべき手腕(85点)

ディア・ドクター

© 2009『Dear Doctor』製作委員会

 かつてダコタ・ファニングがスーパー子役として鳴らしていたころ、私は彼女の中には40代のベテラン女優が入ってるに違いないと思っていた。あの演技力とインタビューの受け答えの妙は、そう考えないと説明がつかない。

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ディア・ドクター - 町田敦夫

◆人の心のヒダをまさぐる西川美和の仕掛けと企み(70点)

 無資格の医師や、密かに虐待行為を行っていた医療従事者のニュースが、時おり世間をにぎわせる。やや不謹慎ながらも面白いと思わずにいられないのは、そうした行為で逮捕される人々が、決まって患者たちから評判のいい「名医」であったり、「明るくて真面目な職員さん」であったりすることだ。偽物というのはすべからく本物以上に本物に見えなければならないものらしい。

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