ティンカー・ベル - 福本次郎

華やかな仕事の陰には、下働きが欠かせないという単純な事実。もの作りの才能を与えられたヒロインが派手な仕事に憧れるあまり自分の天分を忘れる姿は、マネーゲームに走り製造業をおろそかにしてきた21世紀の米国への警鐘だ。(40点)

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 花が咲き乱れ笑い声が耐えないおとぎ話の国は、まるでディズニーランドの「イッツ・ア・スモール・ワールド」のような世界。だが、妖精たちが住むその谷の環境は、もちろん魔法だけではなく地道な肉体労働によって支えられている。光や春を運ぶといった華やかな仕事の陰には、道具作りやメンテナンスが欠かせないという単純な事実。もの作りの才能を持つヒロインが派手な仕事に憧れるあまり自分の天分を忘れる姿は、マネーゲームという虚業に走り製造業を疎かにしてきた21世紀の米国への警鐘だ。

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ティンカー・ベル - 前田有一

もっとも有名な妖精、ティンカーベルが4部作に(100点)

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 08年冬のディズニーはアニメーション二本立てだが、先行する『WALL・E/ウォーリー』こそが大本命なのは誰の目にも明らか。こちら『ティンカー・ベル』は、本国アメリカでも小規模にひっそりと公開されたきり。彼らは四部作の壮大なプロジェクトにすると意気込んでいるが、この調子では2以降はビデオのみ、なんてことにもなりかねない。

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ティンカー・ベル - 渡まち子

今後どう展開するか楽しみ(60点)

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 可愛らしいファンタジーだが全4部作という巨大プロジェクトの第一弾というから驚く。ピーター・パンに出会う前の妖精ティンカー・ベルの誕生秘話を描く物語だ。もの作りという尊い仕事の才能を持ちながら、他の妖精たちの能力に憧れ失敗ばかりするティンクはかなり問題児の女の子。カラフルな色彩と楽しいキャラクターがディズニーらしいが、ティンクの魅力は、決して“いい子”じゃないところだろう。もちろん最後には妖精として立派に成長するのでご安心を。“春 ”を無事に届けた本作から、今後どう展開するか楽しみだ。ティンクが乗るネズミの表情がミョーに可愛い。

ティンカー・ベル - 町田敦夫

◆「ありのままの自分」を肯定したディズニーの歴史的転換点(70点)

 ティンカー・ベルといえば、本来はピーター・パン物語のかき回し役。いたずら好きで嫉妬深いこの妖精は、アニメ作品はもとより、ジュリア・ロバーツやリュディヴィーヌ・サニエが演じた実写版でも、かなりエキセントリックに描かれてきた。その“ティンク”が、脇役から主役に格上げされた本作ではぐっと感情移入しやすいキャラに生まれ変わった。人間の言葉(というか、観客が聞いてわかる言葉)だって初めて口にしちゃうのである。

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