◆“真実は小説よりも奇なり”!!(85点)
母と息子二人暮しのコリンズ家。
ある日、母:クリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)が仕事から帰宅すると、彼女が愛してやまない息子:ウォルターが忽然と姿を消していた。。
◆“真実は小説よりも奇なり”!!(85点)
母と息子二人暮しのコリンズ家。
ある日、母:クリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)が仕事から帰宅すると、彼女が愛してやまない息子:ウォルターが忽然と姿を消していた。。
テーマは子供のすり替えから警察の腐敗、さらに連続殺人事件へと目まぐるしく変わる。この奇妙な展開は事実に基にしているからだが、イーストウッドは丁寧にエピソードをすくい取り、子を探し続ける母の愛に見事に昇華している。(80点)
悲劇の被害者であるにもかかわらず、より大きなトラブルに巻き込まれてしまうヒロイン。しかし、どれほど困難な状況でもあきらめず、戦い続けることで強くなる。偶然なのか必然なのか、複雑に絡まりあった不幸の糸が彼女をがんじがらめに縛っても、根気よくひとつづつほどいていく。作品のテーマは子供のすり替えから警察の腐敗、さらに警察を告発する市民団体と連続殺人事件へと目まぐるしく変わる。この奇妙な展開は映画が事実に基づいていることに起因するのだが、イーストウッドは丁寧にエピソードをすくい取り、失った子を探し続ける母の愛として見事に昇華している。
◆アンジェリーナ・ジョリーの熱演が光る(80点)
ある日、シングルマザーであるクリスティンの息子ウォルターが突然姿を消した。5カ月後、警察からウォルターを発見したとの一報を受けたクリスティンは、すぐにウォルターを引き取りに行く。ところが、少年はまったくの別人だった。クリスティンは人違いだと訴えるが……。
古典の風格を持つ秀作。子供を捜し続ける母の強い愛が感動を呼ぶトゥルーストーリーだ。(80点)
1928年のロサンゼルス。クリスティン・コリンズの9歳の息子ウォルターが突然行方不明に。その5ヶ月後、警察が発見し連れてきた少年は見知らぬ子供だった。彼女は再捜査を懇願するが拒否されてしまう…。
◆信念を貫き通して悪に立ち向かう姿が好印象(85点)
1928年のロサンゼルスで実際に起きた事件を映画化。監督はクリント・イーストウッドで、今回は出演はせずもっぱら裏方に徹した。元々はロン・ハワードが監督を務める予定だったが、スケジュールの都合で降板したためイーストウッドが登板することとなった。
◆アンジェリーナ・ジョリーが不屈の母性愛を熱演(70点)
母ひとり子ひとりの家庭から9歳の息子が姿を消し、母親は眠れぬ日々を過ごす。5ヵ月後、警察から息子が発見されたとの報が入るが、名乗り出てきた子供は明らかに別人で……。1928年に実際に起きた事件を元にした、クリント・イーストウッド監督の入魂作だ。不屈の母性愛を見せたアンジェリーナ・ジョリーは、本作でアカデミー賞主演女優賞へのノミネートを勝ち取った。当時の町並みや衣装が見事に再現されているのにも驚く(20年代の実物を見たことはないのだけれど)。
アンジェリーナ・ジョリー主演のクリント・イーストウッド監督最新作(70点)
仕事よりも寧ろプライベートでの動向が注目を集める女優アンジェリーナ・ジョリー。それだけ彼女には存在感があるという事だろう。実話を基にしたクリント・イーストウッドの新作『チェンジリング』でもその圧倒的なオーラは溢れんばかりに満ちている。現在、その映画のヒロイン、クリンスティン・コリンズを演じるジョリーは来年のアカデミー賞へのノミネートが確実視されている。