タカダワタル的ゼロ - 福本次郎

高田渡はあくまで市井の人々の視線に立った日常の風景を歌う。そのメロディはシンプルでやさしく、言葉は疲れた人々の心に染み入るよう。何事も肩の力を抜いてほどほどがよいという、高田の生き方がそこに凝縮されている。(50点)

 激しい音楽に乗せて客を怒鳴り罵倒し挑発的な歌詞を絶叫する泉谷しげるに対し、高田渡はあくまで市井の人々の視点に立った仕事・恋・趣味といった日常の風景を掬い上げる。メロディはシンプルでやさしく、言葉は疲れた人々の心に染み入るよう。何事もがんばりすぎず肩の力を抜いてほどほどがよいという、高田の生き方がそこに凝縮されている。映画はあるライブにおける高田の姿を凝視し、そこから高田の人間性をあぶりだそうとするが、すでに50歳を過ぎた高田にとってステージは生活の一部。激情よりも寛容、緊張よりも弛緩した空気が場を支配する。

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