ジョニー・マッド・ドッグ - 山口拓朗

ジョニー・マッド・ドッグ

© 2008 - MNP ENTREPRISE - EXPLICIT FILMS

◆“狂気”という名の鼓動が聞こえてくる傑作だ(85点)

 「ホテル・ルワンダ」(2004年)然り、「ツォツィ」(2005年)然りだが、貧困や紛争、暴力といったアフリカのリアルな社会問題に迫った映画には、しばしば打ちのめされる。それは、アジアの片隅で、貧困や紛争とは無縁の生活を送る私たちにとって、アフリカで起きている厳しい現実がまるで絵空事のように見えてしまう、その無自覚さに対する衝撃を含んでもいるのかもしれない。いずれにせよ、これほど強いインパクトをもつ作品が、全国の5つの劇場でしか見られないというのは、なんとも哀しいことである(現時点ではシアターN渋谷のみ)。

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ジョニー・マッド・ドッグ - 福本次郎

ジョニー・マッド・ドッグ

© 2008 - MNP ENTREPRISE - EXPLICIT FILMS

◆あどけなさの残る顔なのに目に宿るのは怒りと憎悪。民間人を殺す過程で、仲間に見くびられないように虚勢を張りより凶暴になっていく少年兵たちの姿が悲しい。映画は、ひとりの少年兵を通じてリベリア内戦の現実を告発する。(60点)

 あどけなさの残る顔なのに目に宿るのは怒りと憎悪。筋肉のついていない華奢な体にもかかわらず、自動小銃の扱いと交戦時の身のこなしは一人前の軍人。投降した民間人を殺す過程で、仲間に見くびられないように虚勢を張りより凶暴になっていく少年たちの姿が悲しい。彼らは消耗品でしかないのを理解しているのか、そのうっ憤を晴らすために引き金を引いている。それは、自分たちをこんな境遇に追いやった運命への復讐、映画は、ひとりの少年兵を通じてリベリア内戦をリアルに告発する。

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