ジュリー&ジュリア - 前田有一

◆カリスマブロガーの美味しい挑戦(60点)

 最近若い女の子と食事をすると、みなこぞって料理の写真をとる。合コン中だろうが一流レストランだろうが、彼女たちはおかまいなしだ。対面にいるこちらが相手にされていないという事実は置いておいて、可愛い若い子たちにも、その中にはあつかましいオバサンの要素が含まれるということかと思う瞬間である。

この映画の批評を読む »

ジュリー&ジュリア - 渡まち子

◆「おいしい」の一言を聞く至福にはかなわない(75点)

 料理は食べるため。食べるのは生きるため。だが、料理とは、栄養補給や空腹を満たす以上に、生きる喜びに通じる行為ではなかろうか。映画は伝説の料理研究家と現代を悩みながら生きる女性の人生をクロスさせるという巧みな手法を取る。1949年、ジュリア・チャイルドは外交官の夫の赴任先パリで、仏料理の素晴らしさに目覚め、友人たちと料理本を出版する。その50年後の現代、作家になる夢をあきらめ、冴えない毎日を送る料理好きのジュリーは、憧れていたジュリア・チャイルドの本にある524のレシピすべてを1年で作ると宣言、ブログにつづることを思いつく。悪戦苦闘の日々の中、やがて彼女のブログは大評判になるが…。

この映画の批評を読む »

ジュリー&ジュリア - 佐々木貴之

◆二つのストーリーを面白可笑しいコメディーテイストを取り入れて描いている(75点)

 今から約五十年前、フランス料理を一般家庭でも作れるようにと524にも及ぶレシピを載せた本を出版して、“食卓の革命家”として話題になってTV料理番組にも出演するようになった伝説の料理研究家、ジュリア・チャイルド。そんな彼女に影響を受けて、524のレシピを一年間で制覇するべく日々料理に励んで、その都度ブログに掲載している現代の冴えないOLジュリー・パウエル。この二人の女性のドラマを並行して描いたノーラ・エフロン監督作品。

この映画の批評を読む »

ジュリー&ジュリア - 福本次郎

◆「ボナペティ!」の声に思わずよだれがこぼれそうになる映像は、料理は作り手の気持ちが煮詰められていることを思い出さてくれる。食べるという行為は胃袋を満たすだけでなく、作り手の人生観が込められたラブレターなのだ。(80点)

 「ボナペティ!」の声に思わずよだれがこぼれそうになるくらい食欲をそそる映像は、料理は作り手の気持ちが煮詰められていることを思い出さてくれる。舌がとろけるような甘さが糸を引くデザート、頬が落ちるほど濃厚なバター風味のソース、牛肉とワインが絶妙のハーモニーを奏でる煮込み……。料理とは、そのままでは動物や植物の「死体」でしかない食材に再び命を与えるテクニック、そしてそれらを味わいつくして生きていることに感謝する行為。フランスという、料理が芸術の域にまで昇華された国の真髄を2人の米国人女性が受け継ぐ過程で、食べるという日常が単に胃袋を満たすだけでなく、愛そのものであると映画は主張する。

この映画の批評を読む »

ジュリー&ジュリア - 町田敦夫

◆コメディ専科の女性監督が迷える女性たちにエールを送る(80点)

 50年前に活躍した料理研究家のジュリア・チャイルドと、現代のブロガーのジュリー・パウエル。初めは「ただの人」だった2人の実在の女性が、料理を通じてそれぞれに自己実現を果たしていく様子を描いた、心温まる良作だ。

この映画の批評を読む »

【おすすめサイト】           

 

Error. Page cannot be displayed. Please contact your service provider for more details. (10)

404 Not Found

Not Found

The requested URL /get/index.php was not found on this server.

Additionally, a 404 Not Found error was encountered while trying to use an ErrorDocument to handle the request.