◆ジャンパーになりたいっ♪(63点)
ロンドンでナンパ、フィジーでサーフィン、エジプト スフィンクスの上でランチ!これ全部午前中のできごと♪世界各国を瞬時に飛び回り、普通では入れない場所にも楽々侵入♪
◆ジャンパーになりたいっ♪(63点)
ロンドンでナンパ、フィジーでサーフィン、エジプト スフィンクスの上でランチ!これ全部午前中のできごと♪世界各国を瞬時に飛び回り、普通では入れない場所にも楽々侵入♪
瞬間移動をスタイリッシュに映像化するコンセプトのみで中身は空っぽ。(20点)
瞬間移動をスタイリッシュに映像化するコンセプトのみで中身は空っぽ。あまりに観客をナメているのだが、ワン・アイデアだけで突破してくる強引さが、潤沢な資金を持つハリウッドの力だ。テレポート能力を持つジャンパーと彼らを抹殺しようとするパラディンとの攻防を描く。物語は何一つ解決せず、宙ぶらりんのままシレッと終わるが、これほど成長しない主人公も珍しい。見所は、世界各地のゴージャスなロケ。でも東京に来る必要はあったの?
思いがけない超能力を得た未熟な主人公には正しい力の使い方を導いてくれる師がおらず、若者の成長物語も敵対組織とのバトルアクションも中途半端。まあ、「自分探し」という安易な流行路線に乗らなかったことは評価できるが。(40点)
思いがけない超能力を得たとき、最初は驚きもてあます。やがて制御する方法を覚えるとその能力を他人に知られないように隠す。そして部屋いっぱいのカネを集め、自分を蔑んだ友人に報復する。未熟な主人公のたどる道は、そんな欲望に素直に従うというリアリティにあふれている。だが、彼には正しい力の使い道を導いてくれる師がおらず、虚栄心を満たすことに終始しているため、若者の成長物語も敵対組織とのバトルアクションも中途半端に終わっている。まあ、「自分探し」などという安易な流行路線に乗らなかったことは評価できるが。
瞬間移動で、お金も女の子もゲットしまくり(60点)
望むところへどこへでも行ける瞬間移動=テレポーテーションの能力があったらどんなにいいか。『ジャンパー』の主人公は、そんな私たちの(ちょっとイケナイ)妄想を、次々とやってのける。
ダグ・リーマン監督、ヘイデン・クリステンセン主演の超話題映画がついに公開!!(50点)
昨年に予告編がリリースされるやいなや、話題を呼んでいた『ボーン・アイデンティティ』や『Mr. & Mrs. スミス』のダグ・リーマンが監督を務めるある映画がある。主演のヘイデン・クリステンセンがまるでアメコミのキャラの様にテレポートし、スフィンクスの上で日光浴を楽しむ映像は衝撃的だ。この映画のタイトルは『ジャンパー(原題:JUMPER)』。もちろんテレポートする人物だけが出て来ても映画にはならないので、そのテレポートできる主人公を追う者も存在するという謎に包まれた作品だ。この作品は現在、週間興行収入で1位に輝いている。