サイドウェイズ - 渡まち子

◆大人になりきれない大人の成長物語(65点)

 ハリウッド映画の日本版リメイクという珍しいパターンで、オリジナルはアレクサンダー・ペイン監督の「サイドウェイ」だ。物語の舞台は同じカリフォルニア、登場人物を日本人の男女4人に置換え、さえない40代の男二人が人生を見つめなおしていく様子を描く。俳優は日本人だが、監督やスタッフは海外という点は作り手のこだわりなのだろう。売れない脚本家の道雄は、米国留学時代の親友でアメリカ在住の大介の結婚式に出席するため、LAを訪れる。式を前に、二人はワインの産地ナパ・バレーへドライブ旅行に出かけるが、そこで道雄はかつての片思いの相手・麻有子と出会い心ときめく。一方、大介は麻有子の友人のミナに惹かれる。

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サイドウェイズ - 福本次郎

お互い好意を抱いているのに、傷つくのを恐れて臆病になる男と女。豊富なボキャブラリーでワインの芳醇と人生の機微を重ね合わせるセリフの数々はこのリメイクでも健在。疲れた男と意地っ張りな女の微妙な心理が繊細に描かれる。(60点)

サイドウェイズ

© 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation and Fuji Television Network, Inc.

 引きとめてほしいのに帰ると言い、帰ってほしくないのにさよならと言ってしまう。お互い好意を抱いているのは分かっているけれど、傷つくのを恐れるあまり臆病になる男と女。中年にさしかかり未来の選択肢がわずかしか残っていない2人には、恋に命をかける勇気はなく、どうしても残りの時間と天秤にかける。そんな不器用なやり取りが非常にリアルでついのめり込んでしまう。豊富なボキャブラリーでワインの芳醇と人生の機微を重ね合わせるセリフの数々はこのリメイクでも健在。疲れた男と意地っ張りな女の、もう一歩を踏み出せない微妙な心理が繊細に描かれる。

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サイドウェイズ - 小梶勝男

◆米映画「サイドウェイ」を日本人キャストでリメーク。四人の主人公たちを日本人に変えたことで、オリジナルよりもしっくりと来る作品になった(75点)

 アカデミー賞で5部門の候補となり、脚色賞を受賞した米映画「サイドウェイ」を、舞台は同じ米カリフォルニアで、日本人キャストでリメークした作品。あのいかにもアメリカ的な映画を、主要な登場人物だけ日本人に替えてリメークするという、非常に変わった企画で、何の意味があるのだろうかと思ったが、これが意外に面白かった。オリジナルで共感できなかった部分がちゃんと共感できるように直されていて、外国人スタッフが作ったにもかかわらず、日本人が見て違和感がないばかりか、日本映画らしい作品になっている。監督のチェリン・グラックが日本で生まれて高校まで育ち、日本人の感覚を分かっているからだろう。多くの日本人にとっては、オリジナルよりも本作の方がしっくりとくるだろう。

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サイドウェイズ - 町田敦夫

◆良作『サイドウェイ』を日本人向けにアレンジ(70点)

 小品ながらもアカデミー賞、ゴールデングローブ賞など数多くの賞に輝いたハリウッド映画『サイドウェイ』(04)のリメイク版。冴えないシナリオライターの道雄(小日向文世)とお調子者の大介(生瀬勝久)が、カリフォルニアのワイナリー巡りをする中で、麻有子(鈴木京香)とミナ(菊地凛子)に出会う。大介とミナは早々にデキてしまうが、小心な道雄の方は……。

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