リメイクだというのに手に汗握る面白さ(80点)
© 2008 Emperor Motion Picture(International)Limited, Warner China Film HG Corporation & BNJ Armor Entertainment Limited. All Rights Reserved.
リメイクだというのに手に汗握る面白さだ。オリジナルは米映画「セルラー」。何者かによって突然監禁されたグレイスは壊れた電話を修理して懸命に助けを求め、ようやく見知らぬ中年男性アボンの携帯につながる。アボンは、ただならぬ気配に、彼女を助けようと試みるが、一味は人殺しさえ平気な集団だった。携帯電話の多彩な機能を随所に盛り込み、さらに、車と電話を次々に変えながら連絡を取るアイデアが秀逸で、緊張感が途切れることがない。
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理由が分らず拉致された女、その女から電話を受けた男。身に覚えのないトラブルに巻き込まれた男女が、一本の回線だけを頼りに何とか窮地を脱しようとする。息もつかせぬスリリングな展開の連続は、エンドロールまで突っ走る。(70点)
© 2008 Emperor Motion Picture(International)Limited, Warner China Film HG Corporation & BNJ Armor Entertainment Limited. All Rights Reserved.
理由の分らないままに拉致された女、見ず知らずのその女からの救援を哀願する電話を受けた男。身に覚えのないトラブルに巻き込まれた男女が、一本の回線だけを頼りに何とか窮地を脱しようとする。壮絶なカーチェイスと虚虚実実の駆け引き、女を救うという使命に目覚め巨大な悪に立ち向かう過程で、冴えない男に知恵と勇気と責任感が芽生えていく。そこに待ち受ける裏切りと大逆転、映画は息もつかせぬスリリングな展開の連続で、エンドロールまでスロットル全開で突っ走る。原案となった「セルラー」を凌駕する出来栄えだ。
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◆オリジナルを完全に凌駕している(85点)
舞台は香港。シングルマザーのグレイス(バービー・スー)が、見ず知らずの男たちに突然拉致された。グレイスは監禁先で、壊れた電話の配線をつなぎ、偶然にもアボン(ルイス・クー)という経理マンとの通話に成功。アボンはグレイスを救出しようと携帯を片手に奔走するが……。
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◆アクションシーンに全力が注がれている(80点)
かなり面白かったハリウッド製サスペンス映画『セルラー』(04)を香港映画界がリメイクした。ちなみに香港映画がハリウッド作品をリメイクしたのは、本作が初めてとの事だ。監督は、娯楽アクション映画を多数手懸けているベニー・チャン。
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◆快作『セルラー』を香港映画界がリメイク(70点)
スマッシュヒットを飛ばしたハリウッド映画『セルラー』(04)を、『プロジェクトBB』のベニー・チャン監督がリメイク。緩急を利かせながらいくつもの山場を連ねていくオリジナル版の脚本には当時感心したものだが、シナリオ学校の教材になりそうなそのストーリーをこちらのリメイク版もほぼ忠実に踏襲。携帯電話という今日的なツールを軸に、緊迫感あふれる物語を紡いでいる。
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