◆お笑いプロパガンダ(80点)
『グリーン・ゾーン』を見ると、この映画を作った製作者らスタッフが、現代アメリカの本流というべき立場にいることがよくわかる。アメリカウォッチャーは、今後はこの人たちの作る映画から絶対に目を離すべきではないだろう。
◆お笑いプロパガンダ(80点)
『グリーン・ゾーン』を見ると、この映画を作った製作者らスタッフが、現代アメリカの本流というべき立場にいることがよくわかる。アメリカウォッチャーは、今後はこの人たちの作る映画から絶対に目を離すべきではないだろう。
◆大量破壊兵器にまつわる陰謀を暴く戦争アクション。政治的な題材だがエンタメ映画として楽しめる。(70点)
2003年のイラク。米軍のロイ・ミラー上級准尉と彼の部隊は、大量破壊兵器の所在を追う極秘任務に就く。危険な捜索が続くがなぜか兵器は発見できない。国防総省の動きと情報を不審に思ったミラーは、独自に調査を始めるのだが…。
◆ハンディカメラの映像は激しく揺れ、戦場の緊迫感を再現する。それは自動小銃を手に銃弾をかいくぐり疾走する兵士が知覚する感覚のリアリティ。主人公の息遣いだけでなく、心臓の鼓動までが聞こえそうなテンションの高さだ。(70点)
街灯も乏しい裏街でターゲットを追い、時に銃撃戦を交えつつ走り抜ける。ハンディカメラで撮影された映像は上下左右に激しく揺れ、戦場の緊迫感を再現しようとする。それはペンやカメラを持ったジャーナリスト的な第三者の目ではなく、実際に自動小銃を手に銃弾をかいくぐり疾走する兵士が知覚する感覚のリアリティ。主人公の息遣いだけでなく心臓の鼓動までが聞こえてきそうなテンションの高さは、おのずと見る者に彼の不安や恐怖、それらを克服しようとする昂奮と冷静さを伝える。
◆手持ちカメラを駆使した臨場感溢れるアクションシーンが秀逸(75点)
マット・デイモンとポール・グリーングラス監督が『ボーン・スプレマシー』、『ボーン・アルティメイタム』に続いて三度目のタッグを組んだ戦争系サスペンス・アクション。