◆韓国映画の新境地(70点)
韓国映画って意外にすごいんですね!! 驚きました!
実は、韓国映画をあまり観ないのです。どーも、少女漫画なみに過剰な恋愛ものが多いイメージで・・敬遠してきてしまいました。。
◆韓国映画の新境地(70点)
韓国映画って意外にすごいんですね!! 驚きました!
実は、韓国映画をあまり観ないのです。どーも、少女漫画なみに過剰な恋愛ものが多いイメージで・・敬遠してきてしまいました。。
強盗と殺し屋、そして彼らを追う賞金稼ぎが一直線に走る列車を狙う。さらに馬賊や日本軍まで加わり壮絶な銃撃戦が繰り広げられる。砂埃を上げながら疾走し銃弾を撃ちまくる映像は圧倒的なパワーにあふれ、最後まであきさせない。(60点)
拳銃をやたらぶっ放す強盗と凄腕の殺し屋、そして彼らを追う賞金稼ぎが、地平線の果てまで引かれたレールの上を一直線に走る列車を狙う。さらに跳梁跋扈する馬賊に日本軍まで加わり、壮絶な銃撃戦が繰り広げられる。「続・夕日のガンマン」を下敷きに、馬とオートバイ・車両が入り乱れ、混沌の中で男たちが命がけのゲームを演じる様は、タランティーノやルーカス、スピルバーグのテイストまで踏襲する。荒涼とした大地、盗賊や一攫千金を目指す流れ者、怪しげな闇市に息づく香具師、荒くれ者が支配する日本影響下の満州はマカロニウエスタンの無法地帯そのもの。砂埃を上げながら疾走し銃弾を撃ちまくる映像は圧倒的なパワーにあふれ、最後まであきさせない。
満州が舞台の韓国製ウェスタンは勢いが勝負。レオーネファンとしては苦言を呈したくなる。(60点)
日本軍占領下の1930年代の満州。賞金ハンターのパク・ドウォン(グッド)、冷酷なギャングのパク・チャンイ(バッド)、間抜けなコソ泥のユン・テグ(ウィアード)の3人は、謎の宝の地図を巡って争奪戦を繰り広げることになる…。
◆映画を愛する製作者の心意気が画面の端々まで行き届いている(75点)
さまざまな人種が入り乱れて混沌を極める1930年代の満州。沈着冷静な賞金ハンター"グッド"(チョン・ウソン)と冷酷な殺し屋"バッド"(イ・ビョンホン)とお調子者を気取るこそ泥"ウィアード"(ソン・ガンホ)が、宝の地図の争奪戦をくり広げる。果たして、ライバルから抜きん出て、最後に宝の地図を手にするのはダレだ?
◆主演3人、特にイ・ビョンホンが魅力的な韓流ウエスタン。娯楽作として十分に楽しめるが、ロマンチシズムが希薄である点が惜しい(75点)
1930年代の満州を舞台に、マカロニ・ウエスタンの世界を「韓流ウエスタン」として復活させる。そんな奇抜なアイデアは、ともすればキワモノを生みがちだが、チョン・ウソン、イ・ビョンホン、ソン・ガンホという3人の俳優たちを得て、見事に娯楽作品として結実した。同じように日本でウエスタンをやろうとした三池崇史の「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」の失敗に比べると、成功と言えるだろう。