カラヴァッジョ/天才画家の光と影 - 福本次郎

◆「光の部分は美しく、影の部分は罪深い」。聖処女の絵は、大胆なリアリズムとコントラストの強い陰影で見る者を圧倒する。その作者の人生もまた、アーティストの顔と暴力的な犯罪者の一面がコインの表裏のように入れ替わる。(50点)

 「光の部分は美しく、影の部分は罪深い」。娼婦をモデルに描いた聖処女の絵は、大胆なリアリズムとコントラストの強い陰影で見る者を圧倒する。その作者の人生もまた、バロックの巨匠として後世に名を残したアーティストの顔と、血気盛んで暴力の衝動を抑えきれない短慮な犯罪者の一面が、コインの表裏のように入れ替わる。評価されては悶着を起こし、逃亡中でも傑作を残す。破天荒な生涯は、芸術の神に身も心もささげ先人の偉業に追い付こうとするタイプの画家とは一線を画し、天才ゆえのひらめきと進取の気性に満ち溢れている。

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カラヴァッジョ/天才画家の光と影 - 渡まち子

◆光と影のコントラストの妙を得意とするストラーロの映像は、陰影の濃いカラヴァッジョの絵画そのもの(70点)

 バロック絵画の先駆者である天才画家の破天荒な半生を描く伝記映画は、崇高なまでに美しく罪深い。16世紀のイタリア・ローマ。画家のカラヴァッジョは天性の絵の才能から枢機卿の援助を受け、教会の絵をまかされるようになる。素晴らしい絵画によって賞賛を浴びる一方で、放蕩、暴力沙汰など彼の私生活が問題に。ついに決闘により相手を殺害してしまったカラヴァッジョは死刑判決を受け、ローマから逃亡することになるが…。

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カラヴァッジョ/天才画家の光と影 - 前田有一

◆カラヴァッジョの全集などとぜひ一緒に(45点)

 休み時間のたびに女の子と図書室へ行って美術全集を眺めるという、奇妙な高校時代をすごした私であるが、そのとき本の中でひとり異彩を放つ画家がいた。素人目にもわかる、その異様な迫力は長く心に焼き付いていたが、いうまでもなくそれこそが、現在ブームでもあるカラヴァッジョであった。

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