© MMX NEW LINE PRODUCTIONS, INC.
◆夢であることが分かっていても、そこから逃れるには誰かに起こしてもらうしかない。映画は夢を見ている本人をその夢の中で追い詰めて刃をふるう殺人鬼を通じて、人間の潜在意識に巣食う悔恨の念に取りついた悪霊の執念を描く。(40点)
耐えがたいほどの睡魔に襲われ、目を開けているつもりでもつい意識が飛んでしまう。睡眠と覚醒のグレイゾーンで何とか正気を保とうとする若者たちは、いつの間にか夢の中に引きずり込まれている。そして、夢の中では夢であることが分かっていても、そこから逃れるためには誰かに起こしてもらうしかない。映画は夢を見ている本人をその夢の中で追い詰めて刃をふるう殺人鬼を通じて、人間の潜在意識に巣食う悔恨の念に取りついた悪霊の執念を描く。
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◆マニア受けが悪そうな分、一般人には普通に楽しい(70点)
多くのホラーヒーローが活躍した80年代。ここ数年はあたかもブームのように、「ハロウィン」のブギーマンや「13日の金曜日」のジェイソンが、リメイクによりカムバックを果たした。そしていよいよ『エルム街の悪夢』のフレディが、満を持して登場する。
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◆フレディを演じるジャッキー・アール・ヘイリーは、ほとんど素顔を見せないが、それでも存在感は抜群(50点)
1984年の同名ホラー映画のリメイクだが、本作は、夢の中に現われる殺人鬼で、最強のホラーキャラ・フレディの新たな物語だ。郊外のエルム街に住むティーンエイジャーのナンシーやジェシーたち5人の男女は毎晩同じ悪夢に悩まされてた。それは、顔にはやけど、フェドーラ帽、赤と緑のストライプのセーターを着た醜悪な殺人鬼フレディ・クルーガーから襲われる夢だった。夢の中で執拗に襲い掛かるフレディだが、やがて仲間の一人が死んだことで、悪夢は現実とつながっていることを知る。なぜ自分たちが? 眠らずにいるにはどうすれば? やがて彼らは自分たちの両親がひた隠す、ある恐ろしい事実を知ることになる…。
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