恋することを自らに禁じた女王の前に現れた権力に媚びない粗野な男は、彼女と英国の運命を変えていく。映画はふたりの交流を通じて、キリスト教世界の宗教対立に端を発した裏切りと謀略のパワーゲームを豪華絢爛たる筆致で描く。(50点)
国家と結婚したと宣言し、恋することを自らに禁じた女王。その気高さとは裏腹に内憂外患に心を痛め、暗殺者の存在に安眠すらおぼつかない日々が続く。そんな時に現れた、女王の威光に媚びないひとりの粗野な男の存在が彼女を、ひいては英国の運命を変えていく。映画は国を支配する地位にありながら自由な生活もままならない女王と、進取の気性と冒険心に富み欧州と新世界をまたにかける男の交流を通じて、キリスト教世界の宗教対立に端を発した裏切りと謀略の渦巻くパワーゲームを豪華絢爛たる筆致で描く。
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◆エリザベスの頭にくぎずけ・・・(45点)
面白いか?っと問われると・・・面白くは、、ないです。
しかし、別の意味で非常に興味深く、面白いことが・・・!!それは!エリザベスの頭。。
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エリザベス1世の心の葛藤を描く華麗な歴史劇。存在感のある演技を披露するブランシェットが魅力的だ。(75点)
16世紀末の英国。プロテスタントの女王エリザベス1世は、カトリックの強国スペインとの勢力争いの渦中にいた。国内外の陰謀が渦巻く中、エリザベスは新大陸から帰国した探検家ウォルター・ローリーに惹かれていく…。
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苦悩する女王陛下(40点)
本作はアカデミー賞に多数ノミネートされた98年のイギリス映画『エリザベス』の、およそ10年ぶりの正統なる続編である。監督・主演女優はじめ主だったメンバーは前作と同じ。ある人物にスポットをあてる歴史映画は難易度が高く、その対象に相当な愛がなければ作れるものではないが、この映画の作り手たちのエリザベス一世に対するそれは、相当深いようだ。女王陛下への10年越しのラブコール、その出来はいかに。
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再びケイト・ブランシェット主演で描くエリザベス1世の黄金期(50点)
1998年に公開され、アカデミー賞作品賞や主演女優賞等にノミネートされケイト・ブランシェットを一躍世界的スターにしたシェカール・カプール監督の『エリザベス』という映画がある。エリザベス1世が女王に即位するまでを描いた歴史大作で、メイク、美術、衣装等で素晴らしい成果を収めた豪華絢爛な作品だ。その『エリザベス』の続編にあたる『エリザベス:ゴールデン・エイジ(原題:ELIZABETH: THE GOLDEN AGE)』が9年の時を経て、2007年秋に公開を迎えた。
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