美少女好きにもすすめたい、衝撃の一本(75点)
『エスター』は、ある日ロシアから美少女が養子としてやってくるお話である。それはある種の嗜好を持つ人にとっては特に素敵な状況であろうが、正直なところ、そういう人にもぜひ本作を見てほしい。その理由は、いすから転げ落ちたついでに床をも突き破る、常識はずれの衝撃的結末をみればすぐにわかる。
美少女好きにもすすめたい、衝撃の一本(75点)
『エスター』は、ある日ロシアから美少女が養子としてやってくるお話である。それはある種の嗜好を持つ人にとっては特に素敵な状況であろうが、正直なところ、そういう人にもぜひ本作を見てほしい。その理由は、いすから転げ落ちたついでに床をも突き破る、常識はずれの衝撃的結末をみればすぐにわかる。
脚本には大いに難があると言わざるを得ない(50点)
邪悪な子供が主人公というと「オーメン」のようなホラー映画を想像するが、本作はむしろ異色の心理サスペンス。赤ん坊を死産で亡くしたケイトとジョンの夫妻は、心の空白を埋めるため、孤児院から養子を迎える。だが、その少女エスターが家に来た日から次々に奇妙な出来事が起こり始める。気のせいだと取り合わない夫ジョンとは裏腹に、エスターに不気味な気配を感じたケイトは、家族の身の危険を訴えるが、周囲は信じてくれなかった。
◆夫婦間にありがちな様々な問題を巧みに取り入れた脚本がよく出来ている。エスター役のイザベル・ファーマンの怪演が最大の見どころ(80点)
洗面台の鏡が収納スペースの扉になっているタイプがある。中には大抵、薬が入っている。主人公の女性が薬を取り出し、扉を閉めたとする。そのとき、鏡に何が映っているだろうか?