◆観る者に大きな勇気と希望を与えてくれる(85点)
ウガンダ北部のパトンゴ避難民キャンプで暮らす子供たちが、年に一度だけ開催される全国音楽大会に向けて練習する姿と、大会終了後までを記録したドキュメンタリー作品。
◆観る者に大きな勇気と希望を与えてくれる(85点)
ウガンダ北部のパトンゴ避難民キャンプで暮らす子供たちが、年に一度だけ開催される全国音楽大会に向けて練習する姿と、大会終了後までを記録したドキュメンタリー作品。
内戦で荒れ果てた故郷を離れ、難民キャンプで過ごす子供たちが「全国音楽大会」出場の過程で、厳しい訓練に耐えながらより高いレベルを目指す。リズムを刻む彼らの姿は、未来への希望を象徴するかのように躍動感に満ちている。(50点)
単純な構造の木製打楽器、弦楽器、吹奏楽器、それぞれが祖先から代々受け継がれてきた素朴な音色を奏でる。力強いステップと上半身を大きく使うダンスがアフリカの魂を全身で表現する。そして、腹から声を絞り出すことで生きる喜びを歌に込める。内戦で荒れ果てた故郷を離れ、難民キャンプで過ごす子供たちが「全国音楽大会」出場の過程で、厳しい訓練に耐えながらより高いレベルを目指す。リズムを刻む彼らの姿は、そのまま未来への希望を象徴するかのように躍動感に満ちている。
家族を殺害された子供達が歌と踊りの全国大会を目指す(70点)
近年アフリカの紛争を題材にしたドキュメンタリー映画をよく見かける。昨年では『The Devil Came on Horseback』や『Darfur Now』等があった。前者はダルフール軍事監督官の男性の観た光景を通して民族浄化の悲惨さを訴えるもので、後者は6人の国籍も立場も違う人がダルフールの大虐殺に対してどういった事を行っているのかを描くものであった。そしてそこにまたそれらとは違うアプローチの紛争が背後にあるドキュメンタリー映画が加わる。『ウォー・ダンス/響け僕らの鼓動(原題:WAR DANCE)』はウガンダが舞台の映画だ。