◆現実?! それとも夢?! インパクトある映像に注目っ!!(40点)
「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を基に“ティム・バートン監督”がつくったオリジナルストーリー映画♪
◆現実?! それとも夢?! インパクトある映像に注目っ!!(40点)
「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を基に“ティム・バートン監督”がつくったオリジナルストーリー映画♪
◆飛び出す絵本が動き出すようなファンタジックな空間に迷い込んだヒロインが、使命に目覚め運命を切り開いていく勇気を得る過程で、世間の常識などいかに陳腐かと笑い飛ばす。大切なのは何をしたいかを自分で決めることなのだ。(50点)
ねじれた巨木、生い茂る蔓や雑草、打ち捨てられた庭園etc. 忘れら去られたかのごとく荒廃し、どこか不気味さの漂う風景は、まさにティム・バートンが得意とする人間の心の歪みの具現化。悪党にも憎めないところがあり善人にも変な癖があり、そこに生きる動物や人々も、歯車が一つずつずれていて価値観がかみ合わない。物語は、まるで飛び出す絵本が動き出すようなファンタジックな空間に迷い込んだヒロインが、自らの使命に目覚め運命を切り開いていく勇気を得る過程で、世間の常識などいかに陳腐かと笑い飛ばしているようだ。物事の判断基準は人それぞれ、大切なのは何をしたいか、何をすべきかを自分で決めることなのだ。
◆ティム・バートンが3Dで描く「不思議の国のアリス」の後日譚。独特の映像世界はさすがだが、ロールプレイングゲームのような話が理に落ちすぎている(78点)
試写に行きそびれ、近くのシネコンで見た。日本語吹き替え版、3D吹き替え版、3D字幕版の3パターンが上映されていたが、字幕版はちょうどお昼とか、遅い回とか、鑑賞しにくい時間帯だけ。専ら子供向けの作品というわけではないのに、メーンは吹き替えだった。「シャッターアイランド」がきっかけで、吹き替えの時代が本格的にやってくると言われているが、3D作品に限って言えば、すでに上映は吹き替えが中心になってしまったようだ。
◆鬼才ティム・バートンにしてはあまりに凡作。それでもこってりと濃厚な映像美は楽しめる。(60点)
19歳のアリスは退屈な園遊会を抜け出し白うさぎの後を追って穴に落ちる。そこは不思議なアンダーランドで、住民たちは皆アリスのことを知っていた。アリスこそ残忍な赤の女王の支配に終止符を打つ伝説の戦士だと言うのだが…。
◆決して悪い作品ではないが(30点)
『アリス・イン・ワンダーランド』は、大ヒットを宿命として生まれてきた。なんといっても240億円をつぎ込んだ本年度を代表するディズニーの3D超大作。間違ってもコケるわけにはいかない。
◆ティム・バートンが生み出した新しいアリスの冒険物語(30点)
ルイス・キャロル著のあまりにも有名な小説『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』(1951年には2つの物語を絡めたディズニーが映画『ふしぎの国のアリス』が公開)の続編にあたるディズニー映画『アリス・イン・ワンダーランド(原題:ALICE IN WONDERLAND)』は前2作のアイデアを継承し、鬼才ティム・バートン監督と、多くのディズニーアニメ映画の脚本を手掛けたリンダ・ウールヴァートンによって作られた新しいアリスの物語。今回のアリスは多感な19歳で、物語は彼女の不思議な冒険ではなく、彼女の内面により焦点が当てられる。よって本作はアリスが彼女自身が何なのかを探る成長物語となっているのが大きな特徴だ。