アメリカを売った男 - 渡まち子

実力派クリス・クーパーが見事。(70点)

 米国史上最大のスパイ事件を扱う犯罪映画は渋い仕上がり。国家機密を20年以上ソ連に漏らし続けたFBI捜査官ハンセンと、彼を探る訓練捜査官エリックの心理戦が見所だ。実力派クリス・クーパーが見事。矛盾した人物像やギリギリの精神状態の演技が上手すぎる。対するフィリップは悪い俳優ではないが、クーパーの前では実力不足。特にラストの表情で違いが明白になった。真の動機にも通じる米国とFBIへの批判が浅いのが惜しい。

アメリカを売った男 - 福本次郎

スパイをあぶりだすためにスパイするという「誰も信じるな」というルール。嘘と裏切りにまみれた諜報機関の闇、実話を基にしているため映画的なド派手演出はないが、小さな事実を少しずつ積み上げる緊張感にあふれている。(60点)

 証拠が歴然としている犯罪ではなく、機密漏えいという非常に立証が難しい行為においては、スパイをあぶりだすためにスパイするという「誰も信じるな」というルールが適用される。しかし、いくら憎むべき国家の敵とはいえ、親しい付き合いをしていれば自然と親愛の情がわく。相手の懐に飛び込み、信頼を得て、そしてやってくる破滅の瞬間。嘘と裏切りにまみれた諜報機関の闇、実話を基にしているため映画的なド派手演出はないが、小さな事実を少しずつ積み上げる緊張感にあふれている。

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アメリカを売った男 - 岡本太陽

ライアン・フィリップ主演映画、クリス・クーパー、ローラ・リニー等(75点)

 米国で2003年に公開された『Shattered Glass(邦題:ニュースの天才)』という映画がある。The New Republicという政治雑誌で執筆していたスティーブン・グラスという記者が野心故にニュースを報道するのではなく作った、という実話を基にした映画だ。ニュースを発信する側がニュースの題材となるという出来事を描いたビリー・レイ監督の前作が興味深かったので、次回作のこの『アメリカを売った男』を観た。

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