咄嗟の嘘がより大きな虚構の一部となり、相手を手玉に取っているつもりが実は自分が踊らされていたという真実にたどり着いたときの驚き。先入観で物事を判断すると大きな陥穽にはまる恐ろしさを、洗練されたテクニックで見せる。(60点)
© 2008「アフタースクール」製作委員会
騙したはずが騙される。身を守るために出た咄嗟の嘘がより大きな虚構の一部となり、相手を手玉に取っているつもりが実は自分が踊らされていたという真実にたどり着いたときの驚き。映画は探偵の人探しを手伝う羽目になった中学教師の珍道中を通じて、人は自分が親しいと思っている人のことをどれだけ知っているのかを問う。テンポよくコミカルな展開は小気味よく、見事に「したやられた」という気分にさせられる。
この映画の批評を読む »
◆騙されたー!!!(80点)
大金をめぐる騒動に巻き込まれていく一人の男のドタバタ劇を描いた"運命じゃない人"で、第58回カンヌ映画祭・批評家週間にて4冠を受賞、さらに国内映画賞8冠という快挙を成し遂げた「内田けんじ」監督の最新作!
この映画の批評を読む »
緻密に練られた大人の“放課後”は一筋縄ではいかない。騙される快感はクセになりそうだ。(80点)
© 2008「アフタースクール」製作委員会
一流企業に勤める木村が行方不明になった。彼の同級生の、探偵の島崎と中学教師の神野は、木村探しに奔走する。だが、追えば追うほどに、今まで知らなかった彼の姿が。女と金の臭いがするこの失踪事件とは…。
この映画の批評を読む »