◆最初から最後まで狂った面白さがフルスロットル(75点)
ヘリコプターから落下して死んだはずの殺し屋チェリオス(ジェイソン・ステイサム)は、中国マフィアたちの手によって心臓を奪われ、代わりに機械の人工心臓を埋め込まれてしまう。チェリオスは、人工心臓のバッテリーが切れそうになると常に自身の身体を充電しながらも心臓を取り戻すべく突っ走り、敵を追い詰めて行く。
◆最初から最後まで狂った面白さがフルスロットル(75点)
ヘリコプターから落下して死んだはずの殺し屋チェリオス(ジェイソン・ステイサム)は、中国マフィアたちの手によって心臓を奪われ、代わりに機械の人工心臓を埋め込まれてしまう。チェリオスは、人工心臓のバッテリーが切れそうになると常に自身の身体を充電しながらも心臓を取り戻すべく突っ走り、敵を追い詰めて行く。
自動車のバッテリー、スタンガン、果ては変圧器で電気を供給する。人工心臓にチャージしながら、盗まれた自分の心臓を取り戻そうとする主人公の破壊力はこの作品でも健在。このバカバカしさは、ある種のカタルシスさえ覚える。(40点)
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舌と乳首を自動車のバッテリーにブースターケーブルをつなげ、スタンガンをスパークさせ、果ては変圧器を直に触って体を帯電させる。さらに、電源がそばになければ摩擦による放電を利用しようと、衆人環視のもとでセックスに励む。胸に埋め込まれた人工心臓に充電しながら、盗まれた自分の心臓を取り戻そうと悪党を追いかける主人公の破壊力はこの作品でも健在。追撃の過程で見せる下品な行為の数々を真面目な顔でこなしていくジェイソン・ステイサムのバカバカしさは、ある種のカタルシスさえ覚える。ただ、物語の構成は緻密さに欠け、荒涼感漂う映像は粗雑な印象を残す。
バカバカしさのフルスロットル(60点)
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徹底したバカっぷりが楽しいハイテンション・ムービーの続編は、もちろんジェイソン・ステイサムが続投。死んだはずの殺し屋チェリオスは、瀕死の状態で手術を受けた際に中国系マフィアに心臓を奪われる。代わりに移植されたのはバッテリー式の人工心臓。充電しないと止まってしまうため、自分に電流を流し続けるチェリオスは、心臓を取り返すことができるのか。
◆下品、エロ、残酷、暴力、スピードと全てが過剰なバカ映画。「トランスポーター」シリーズよりこっちの方が面白い(74点)
前作で「アドレナリンを出し続けないと死ぬ」毒薬を注入された殺し屋が、今度は充電し続けないと止まってしまう人工心臓を移植されてしまう。
◆死んだはずのあの男が帰って来た!超過激エンターテイメント!(75点)
『アドレナリン』の主人公シェヴ・チェリオスはヘリコプターから落下した後、ロサンゼルスの街のど真ん中を走る車に激突し、地面に叩き付けられた。チェリオスの生死は謎のまま終わった前作から3年、チェリオスは生きていた!(もちろん!)というところから続編『アドレナリン:ハイ・ボルテージ(原題:CRANK: HIGH VOLTAGE)』は始まる。直ぐさま黒いトラックで中国系ギャングが現れ、瀕死のチェリオスを車の中へ放り込み連れ去る。前作では中国産の毒を体に注入され凄まじい物語が展開しただけにそれを連想させる様なオープニングだ。