◆オーソドックスで可愛らしい(60点)
日本のアニメ界の重鎮で、「銀河鉄道999」で知られるりんたろう監督が、日・仏・タイなどの国際的なスタッフで作り上げたファンタジー・アニメだ。主人公は、ペンギンのコートを着て夜な夜な街を歩く少女ココ。ある晩、ペンギンストアの閉店セールに招待されるが、そこでチャリーという名のゴブリンの少年と出会い、自分の住む世界に来てほしいと頼まれる。見知らぬ世界に来たココは、平和な村を守るために伝説の勇者“飛べない鳥”として奮闘するのだが…。
◆オーソドックスで可愛らしい(60点)
日本のアニメ界の重鎮で、「銀河鉄道999」で知られるりんたろう監督が、日・仏・タイなどの国際的なスタッフで作り上げたファンタジー・アニメだ。主人公は、ペンギンのコートを着て夜な夜な街を歩く少女ココ。ある晩、ペンギンストアの閉店セールに招待されるが、そこでチャリーという名のゴブリンの少年と出会い、自分の住む世界に来てほしいと頼まれる。見知らぬ世界に来たココは、平和な村を守るために伝説の勇者“飛べない鳥”として奮闘するのだが…。
◆心に残るものがあまりに微量(40点)
「銀河鉄道999」や「鉄腕アトム」などの名作を手がけてきた日本アニメ界の巨匠"りんたろう"が、「DETH NOTE」「時をかける少女」「サマーウォーズ」などを制作してきたマッドハウスとタッグを組み、「よなよなペンギン」を制作。ペンギンコートを着る少女ココが、勇気と愛をもって仲間たちを救う冒険ファンタジーだ。
◆多国籍スタッフによるが、中身はいかにも日本的(45点)
3DCGアニメーションというものは、本来映画作りのフォーマットの一つに過ぎないはずだった。ところがピクサーという会社が、その分野であまりに凄いものを連発してしまったために、逆に後発のクリエイターから自由を奪ってしまったのではないかと私は考えている。
◆ソフトな曲線と温かみのある質感で描かれたキャラクターと、光と影がファンタジックなコントラストを醸し出す背景の家並み。月光に照らされた街をペンギン柄のコートの少女が走りまわるプロローグは、おとぎの国に迷い込んだよう。(50点)
ソフトな曲線と温かみのある質感で描かれたキャラクターと、光と影がファンタジックなコントラストを醸し出す背景の家並み。月光に照らされた街をペンギン柄のコートを着た幼い少女が走りまわるプロローグは、おとぎの国のテーマパークに迷い込んだよう。「ペンギンだって空を飛べる」と信じている彼女の一途な心が非常にキュートで、どんな夢も叶うと思い込んでいた子供のころに戻った気分になる。