◆あるある!あると思います!(笑)(60点)
まず、幼いころを思い出してください。
"好きな子をいじめて気を惹こうとした"思い出はありませんか?(笑)
愛するよりも愛されたい恋愛体質丸出しの女たちの底なしの赤裸々な欲望。人生に恋は必需品、だがここまであからさまに本音を表に出しすぎると男は引いてしまう。いくら男女同権といっても、やはり「誘うのは男の役目」なのだ。(50点)
男の子にいじめられたら、「それはあなたが好きな証拠」と子供のころに母親に刷り込まれて以来、ときめいた男の何気ない仕種にあらゆるサインを嗅ぎ取り自分に都合のよい解釈をするOL。常にチャンスをうかがい、理想の男性像を追い求める貪欲さ、そしてうまくいかなくてもすぐに立ち直り、次の相手を物色するすさまじいエネルギーを持つ大人に成長している。映画は、彼女のほかにも、愛するよりも愛されたい恋愛体質丸出しの女たちの底なしの欲望を赤裸々に語る。人生に恋は必需品、だがここまであからさまに本音を表に出しすぎると男は引いてしまう。いくら男女同権といっても、やはり「誘うのは男の役目」なのだ。
意外とマトモな恋愛劇だった(65点)
豪華キャストで男女の本音を描き、勘違い系女子の恋愛観にカツ!を入れるセリフの数々は興味深い。物語は、男性と出会うたびに暴走してしまうジジと、彼女にシビアなアドバイスをするアレックスの二人を中心に、ユーモラスに進んでいく。同性愛や不倫など、あらゆる恋のパターンを盛り込み、誇張した言動で笑わせるが、終わってみると、妻の立場を尊重するなど、意外とマトモな恋愛劇だったりする。米映画の本質というのは、昔も今も案外保守的なのだ。原題は「彼はあなたに気がありません」というミもフタもないもの。目線は完全に女性寄り。だが男子禁制の女性映画かといえば、そうとも言えない。なぜならここには女性の本音と理想がぎっしり。デート・ムービーには不向きだが、男性が見てこそ女性心理の勉強になろう。
男子禁制の女の子ムービー(60点)
いつからか、ちょっと微妙なタレントが女性誌でヌードになる事例が増えてきた。「オンナが憧れる自立した姿をアピール」「男に見てほしくて裸になっているわけじゃない」等の思いがそこには感じられる。
◆これは今年の『SATC』だ!(40点)
デートの際、女性は男性にそっけない態度を取られるとこう考える、「彼のあの態度には何かのメッセージが込められてるのかも」。そのメッセージとはもちろん自分に好意があるという事。しかしながら、デートの後待てど待てど電話は掛かって来ない。「どうして?」。その答えは簡単だ。男はそんな複雑な生き物じゃない、彼らはただ単に興味がないだけだ。