ぜんぶ、フィデルのせい - 渡まち子

描写のテンポが抜群だ。(75点)

 真面目一徹の父コスタ=ガブラスと違い、娘のジュリーの作風は軽やかだ。価値観が激変した70年代のパリ、突如、共産主義に目覚めた両親のせいで理不尽な思いをする少女アンナの成長を描く。子供が大人にぶつける素朴な疑問の鋭さ、父の過去、自由の意味などの描写のテンポが抜群だ。当時の熱気は現代には見つからないが、自分自身で考える大切さは同じ。仏頂面のヒロインが大好きになる佳作である。フィデルとはカストロのこと。

ぜんぶ、フィデルのせい - 福本次郎

眉根にしわを寄せ、口は真一文字。不機嫌を絵に描いたような表情でキッと見つめる少女の視線がとてもキュートだ。ぬくぬくと育ってきたヒロインが少しずつ自分の考えを主張することを覚えるうちに、自由とは何かを考えるようになる。(70点)

 眉根にしわを寄せ、口は真一文字。不機嫌を絵に描いたような表情でキッと見つめる少女の視線がとてもキュートだ。社会運動に熱心な両親のせいで楽しかった毎日が一変し、とても不安で不満なのにその気持ちにぜんぜん気付いてくれない。思い切って気持ちをぶちまけても言いくるめられてしまう。両親の懐でぬくぬくと育ってきたヒロインが少しずつ自分の考えを主張することを覚えるうちに、自由とは何かを幼いながらに考えるようになる。

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ぜんぶ、フィデルのせい - 前田有一

両親が突然左翼活動家になってしまった9歳少女の受難(60点)

 タイトルのフィデルとはキューバの国家元首フィデル・カストロのこと。フランスのアッパーミドル一家のお嬢様だった9歳の少女が、共産主義にのめりこんだ両親のせいでその暮らしが一変してしまい、その不満を一言にしたタイトルだ。

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