ここに幸あり - 渡まち子

(70点)

 のんしゃらんとした作風に癒されるイオセリアーニ作品には、いつもたくさんの動物たちが登場するが、本作も例外ではない。突然リストラされた主人公が、思いがけない自由な時間を満喫、人生の豊かさを味わう物語。金や地位に執着しない主人公が何ともステキだ。愉快な見所は、仏の名優ミシェル・ピコリの女装姿。主人公の祖母役を楽しそうに演じていて、彼の演技力の懐の深さを意外な形で再認識できる。

ここに幸あり - 福本次郎

◆説明的なセリフやシーン、そして感情を強調する音楽もない。映画は環境が激変した男の体験をスクリーンに投げ出すだけだ。その語り口に戸惑うが、やがて柔らかいベッドに横になっているような心地よい陶酔に昇華されていく。(60点)

 説明的なセリフやシーン、そして感情を強調する音楽もない。映画は環境が180度変わった男が体験するエピソードをスクリーンにただ投げ出すだけだ。登場人物の背景や彼を取り巻くシチュエーションはその映像から推測するしかない。しかし、ゆったりと流れていく時間の中で主人公の友人の多さが彼の人柄を物語っていく。そしてなぜこれほどまでの多くの知己を得たかを想像することで、彼の人生が浮き彫りになる。その語り口に前半は戸惑うが、やがて柔らかいベッドに横になっているような心地よい陶酔に昇華されていく。

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