登場人物のクラシカルなファッションや様々な小道具、立ち居振る舞いに至るまで当時の空気を鮮やかなカラーで彩り、洗練された映像に仕上げている。だが、ドタバタ喜劇というスタイルがジョージ・クルーニーの魅力を殺している。(40点)
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革製のヘルメットにジャージ素材のユニフォーム、選手は泥まみれになってグラウンドを走り回る。1920年代、まだアメフトのプロリーグが創設されて間もないころの雰囲気が非常によく再現されている。それだけではなく、登場人物のクラシカルなファッションや様々な小道具、立ち居振る舞いに至るまで当時の空気を鮮やかなカラーで彩り、洗練された映像に仕上げている。だが、そこで繰り広げられるのはゲームのような軽い恋。ドタバタ喜劇という古臭いスタイルがジョージ・クルーニーの魅力を殺している。なぜ自分で自分の首を絞めるような演出をしたのだろうか。
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クルーニーが監督・主演した大人のスクリューボール・コメディ。丁々発止のやりとりが楽しい。(65点)
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1920年代の米国。引退間近の選手ドッジは落ち目のアメフト・チームを何とか立て直そうと学生アメフトの花形スターをスカウトする。そこに、ある目的でチームを取材する美人敏腕記者レクシーが登場。最初は反発し合う二人だったが…。
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◆古き良きスポーツ界への惜別の歌が聞こえる(70点)
ジョージ・クルーニーが往年のスクリューボール・コメディにオマージュを捧げた軽妙な一編。「恋愛劇」「スポーツ映画」「人間ドラマ」の3つの味が楽しめるお得な秀作だ。
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ジョージ・クルーニーが監督・脚本・主演を務めるアメフト映画(30点)
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2005年に全米で公開された映画『グッドナイト&グッドラック』。この映画の脚本、監督を務めたのは政治経済に造詣の深いジョージ・クルーニー。真実を伝えんとするジャーナリスト達のドラマを生み出した彼は、この映画で脚本と監督でアカデミー賞にノミネートされた。映画監督としても公に認められたジョージ・クルーニーが2008年春に新しい映画を放った。『かけひきは、恋のはじまり』と呼ばれるアメリカンフットボールを題材にしたこのコメディ映画では、監督、脚本、主演をジョージ・クルーニーが務める。
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