かいじゅうたちのいるところ - 福本次郎

◆そろそろ身の回りの雑事は自分でやらなければならない年頃になった少年が、抑えていた苛立ちを爆発させる。言いたいことをうまくいえず、他人を困らせて感情を表現する子供の行動は、見る者に幼き日の記憶をよみがえらせる。(50点)

 お姉ちゃんと遊びたいのに相手にしてもらえない、お母さんにかまってほしいのにこっちを向いてくれない、かわいがってくれたお父さんはもう家を出て行った。年上の家族が面倒を見てくれた幼年期は終わり、そろそろ身の回りの雑事は自分でやらなければならない年頃になった少年が、抑えていた苛立ちを爆発させる。言いたいことをうまくいえず、他人を困らせて感情を表現する子供の行動は、見る者に幼き日の記憶をよみがえらせるだろう。誰もが経験があり、大人になって失ってしまった気持ちが切ないほどリアルに再現される。

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かいじゅうたちのいるところ - 渡まち子

◆こびない作風と激しい飛躍がいかにもスパイク・ジョーンズらしい(55点)

 ミュージック・ビデオ出身のスパイク・ジョーンズは、映画界でもとびきりのクセモノである。そんな監督が、大人気の絵本を実写化するからには、普通の映画であるはずがない。寂しがりやでいたずら好きの少年マックスは、いつものようにママと喧嘩して、外に飛び出してしまう。懸命に走り、ふと気付くと、不思議な“かいじゅう”たちが住む島に辿り着いた。マックスは個性豊かな怪獣たちの王様になって、遊び、踊り、願いがかなう理想の場所を作ろうとするが…。

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かいじゅうたちのいるところ - 前田有一

◆原作も奇妙な絵柄だが、実写にするとなおさら不気味(30点)

 『かいじゅうたちのいるところ』は、特に欧米では知らぬ者のいないモーリス・センダック作の名作絵本だが、それにしてもこれを製作費100億円クラスの実写大作にしようというアメリカ映画界の景気よさには驚かされる。いくら売れているといったって、日本ではノンタンを超大作にしようなどという企画はありえない。つくづく、恐ろしい世界である。

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かいじゅうたちのいるところ - 岡本太陽

◆若い才能スパイク・ジョーンズがあの名作絵本を映像化!(60点)

 少年と着ぐるみの巨大なかいじゅうたちが自然の中でたわむれる。なんてかわいい風景。スパイク・ジョーンズの『アダプテーション』以来の監督映画『かいじゅうたちのいるところ(原題:WHERE THE WILD THINGS ARE)』は基本的にそんな感じの映画。本作はモーリス・センダックが1963年に発表した同名名作絵本を原作としているのだが、その絵本は特に大人が読むと数分で読み終えてしまえるもの。それを約101分にまで膨らませて映像化したジョーンズ氏。これはこの絵本で育った大人達が想像していた世界、子供達の想像を邪魔するような余計な事が描かれている様に感じられるのだが…。

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