◆あの鬼才がニューヨークに帰って来た! ウディ・アレン監督最新作(45点)
『マッチ・ポイント』『それでも恋するバルセロナ』を含む前4作はヨーロッパで映画を撮ったウディ・アレン。予算の関係でニューヨークを離れていた彼の次のロケーションはどこになるのかが期待されていたのだが、なんと彼は再びニューヨークに帰って来た。その新作が映画『WHATEVER WORKS』だ。本作の脚本自体は70年代初期に書かれたのだが、それはゼロ・モステルを主人公と考え書かれていたため、77年のモステルの死により映画制作は闇に葬られた。しかし、アレンが30年の後にその脚本を政治や社会情勢の変化に伴い現代風にアレンジし映画として再び制作されるに至ったのである。
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クリント・イーストウッドが唸る渾身の一作!(85点)
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クリント・イーストウッドが唸る。怒れる老人は誰も止める事が出来ない。『チェンジリング』からほとんど間を空けずに公開されるイーストウッド監督主演最新作『グラン・トリノ(原題:GRAN TORINO)』では彼が扮する年老いた男がストリートと言う名の戦場に立つ。
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◆お笑い番組で観られるようなコントに近い(80点)
諜報機関“コントロール”本部が犯罪組織“カオス”に襲撃され、全エージェントの顔や身元がバレてしまう。唯一敵にバレなかったマックスウェル・スマート(スティーブ・カレル)が分析官からエージェントに昇格する。憧れの役職をゲットしたスマートはエージェント86となり、整形手術をしたばかりの凄腕美女エージェント99(アン・ハサウェイ)とタッグを組んでカオスに挑む。
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ロッキー、ランボーに続き、インディ・ジョーンズも復活(75点)
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ハリウッドでは、ご存知のとおり一年の間に数え切れないほどの話題作が生み出されている。その中でも、この年一番期待された超ド級の注目株がこれ。"パートタイム考古学者"『インディ・ジョーンズ』19年ぶりの最新作だ。
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全プロレスファンは必見(85点)
© 2008 フジテレビジョン/ROBOT/東宝
『ガチ☆ボーイ』は、プロレスファンには絶対見てほしい、プロレスファンなら良さが絶対にわかる傑作ドラマである。
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万人向けではないが好きな人はたまらない、メキシカンプロレスコメディ(45点)
皆さんは、フライ・トルメンタというメキシコのプロレスラーをご存知だろうか。のちに暴風神父とあだ名されるこの人物は、小さいころひどい境遇に育った。やがて彼は、自分のような不幸な非行少年を少しでも減らそうと神父になった。積極的に孤児たちを受け入れた彼は、資金不足で多くの少年たちに貧乏暮らしを強いている今の生活を何とかしようと、すでに中年だったにもかかわらず、ルチャ・リブレ(メキシコの国技的スポーツであるプロレスのこと)の新人覆面レスラーとしてリングに立つ。
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ストレス解消には最適の映画(65点)
本作を観たソニーピクチャーズの試写室には、待合室に巨大な液晶テレビがあり、いつもいろいろな映画の予告編を映しているのだが、別の作品の試写のときにそれをみて、「ずいぶんと迫力たっぷりで、面白そうな映画だな」と感じたのがこの『ロンゲスト・ヤード』の予告編であった。
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姉萌え&自分視点を取り入れたエポックメーキング的アクション映画(60点)
ハリウッドではビデオゲームの映画化が大人気で、本作もその流れのひとつ。元となったゲーム、「Doom」シリーズ(映画版は3を原作としている)は、まだインターネットが普及する前から大人気の、パソコン用SFシューティングゲームだ。
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日本の観客に遠慮しているように見えるが、実はそうでもない(55点)
今週は、ジャッキー・チェン(『THE MYTH 神話』)とジェット・リーの新作が揃い踏みという、両クンフースターのファンにはこたえられない週となった。とくにこの『SPIRIT』は、主演のジェット・リーが「最後のマーシャル・アーツ映画」と語ったこともあり、彼の格闘アクションを見たい方にとっては、絶対にはずせない一本となっている。(この場合、マーシャル・アーツとは武術全般をさすと思われる)
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力道山 - 前田有一
橋本真也、最後のファイトに号泣(60点)
プロレスラー力道山は、戦後の日本人にとってヒーローだった。彼は、アメリカ人レスラーを小さな体でなぎ倒し、街頭テレビで応援する日本人の観客に敗戦気分を忘れさせてくれた。彼が設立した団体、日本プロレスは、やがてアントニオ猪木の新日本プロレスとジャイアント馬場の全日本プロレスに分かれ、今もその戦いのDNAは受け継がれている。
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クロマティ選手が怒り狂うほどのバカらしさがお見事(60点)
週刊少年マガジンで連載中の野中英次の人気ギャグ漫画を、『地獄甲子園』などおバカ映画作りに定評のある山口雄大監督が実写映画化したもの。
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マッチョ好き、アクション好きを楽しませてくれる(60点)
アクション俳優ウェズリー・スナイプス最大のはまり役といわれるダークヒーロー、ブレイドの活躍を描いたアクション映画の第三弾。
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5億円をかけた豪華な自主映画(55点)
アダルトビデオ最大手ソフト・オン・デマンドの社長高橋がなりが、テリー伊藤らと製作した自主映画。上映劇場募集のTVCMが話題を呼んだが、このたびめでたく新宿シネマミラノでの上映が決定した(R-15指定)。
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意味もなく脱いでくれるアンジェリーナに笑った(45点)
『トゥームレイダー』シリーズのララ・クロフト役などで、日本でも人気のあるアンジェリーナ・ジョリー主演のクライム・サスペンス。
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