真夜中の博物館で展示物が動きだすという奇想天外なファンタジーの続編は、世界最大の展示数を誇るスミソニアン博物館が舞台。元警備員のラリーは、NYの自然史博物館の展示物たちのピンチを知る。加えて、魔法の石版が、世界征服を企むエジプトのファラオの手に渡る危険も。ラリーは助けを求める展示物たちと共に、またしても大冒険を繰り広げる。
ナポレオンやイワン雷帝、アル・カポネら暴君チームが悪役に、活発な女性飛行家アメリアがヒロインに、さらに巨大イカまで登場。飛行機やロケットが動き出すシーンはスリル満点だ。ラリーにとって展示物が動くのは、もはやデフォルト。復活してリキむファラオを軽く受け流すところから笑わせる。今回イイ味を出しているのは、絵画を使って逃げ道を工夫するアイデアと、意外なほどフットワークが軽いリンカーン大統領のキャラだ。もちろんルーズベルト大統領も前作同様、いや、ちょっぴり違った姿で登場し、笑わせてくれる。何より、スミソニアン博物館の多彩な展示物に目を見張った。個人的には、通常サイズのくせにド迫力のリスが大いに気に入っている。すべてがパワーアップした本作、大人も子供もワクワクしながら楽しんでほしい。
(渡まち子)
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