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ROOKIES-卒業- - 渡まち子

終始クライマックスのようなテンション(45点)
ROOKIES-卒業-

© STUDIO HITMAN/映画「ROOKIES」製作委員会

 いくら直球勝負の青春映画とはいえ、この暑苦しさは尋常じゃない。夢と奇跡の大安売りのようなセリフの連打に、白々しさを通り越して感心してしまいそうだ。物語は、問題児ばかりの野球部の部員たちが、憧れの甲子園を目指して奮闘するというもの。レギュラーメンバーに新キャラを加え、部員一人一人の成長と絆が描かれるが、川藤センセイの大仰な言葉の中、終始クライマックスのようなテンションで物語にメリハリがない。そもそも生徒に説教をタレるほどの人生経験が、佐藤隆太では感じられないのが問題だろう。だが、現実のすさんだ教育現場を思うと、熱血教師と不良生徒の絆という、あまりにありがちな物語と、クサすぎるセリフさえ、まぶしく感じる瞬間が確かにある。こういう映画をファンタジーと呼ぶべきかもしれない。

渡まち子

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