B級アクション路線まっしぐらで、90年代に人気絶頂だったジャン=クロード・ヴァン・ダムが、自らをネタにしたメタ・フィクション・コメディー。落ち目の俳優ヴァン・ダムが、故郷のベルギーで偶然に立ち寄った郵便局で強盗に遭遇。警察や市民はヴァン・ダムが犯人だと勘違いし大ニュースになってしまう。親権争いや金銭トラブル、セガールに役を奪われたり、ハリウッドに呼んでやったジョン・ウーから冷たくされたりと、笑うに笑えないネタが次々に登場して、あまりにやるせないが、本音に聞こえるビミョーなセリフが絶妙だ。アクションのイメージしかなかったヴァン・ダムの“演技力”が堪能できるという意味で、必見の1本と言えよう。
(渡まち子)
スポンサードリンク


















