感涙系のラブ・ストーリーだが、どうにもミス・キャスト。最愛の夫ジェリーを亡くし悲嘆にくれるホリーの元に亡き夫から次々に消印のない手紙が。その指示に従い、彼の故郷のアイルランドを訪れた後、次第に自分自身と希望を取り戻す物語だ。スワンクとバトラーは演技は達者だが、繊細な恋愛というより筋肉のぶつかり合いのようで、妙な男気さえ感じてしまう。第一、深く愛し合ったとはいえ、死んでまでもあれこれ指示されるのはマイる…と思うのは私だけ?それでも母親役のキャシー・ベイツの存在感はさすがだし、アイルランドの美しい自然は秋の恋愛映画にピッタリの詩情がある。
(渡まち子)
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