ロイ・アンダーソン監督のデビュー作は1969年製作で北欧版「小さな恋のメロディ」と呼ばれているが、実際はかなりビターなドラマだ。初公開時の邦題は「純愛日記」。15歳のペールと14歳のアニカの初恋は瑞々しいが、並行して描かれる周囲の病んだ大人たちの描写が痛々しい。少年たちもやがてこんな大人になるのかと、もの哀しさが漂う。「ベニスに死す」の美少年ビョルン・アンドレセンが端役で映画デビューしているのでファンは必見だ。
(渡まち子)
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ロイ・アンダーソン監督のデビュー作は1969年製作で北欧版「小さな恋のメロディ」と呼ばれているが、実際はかなりビターなドラマだ。初公開時の邦題は「純愛日記」。15歳のペールと14歳のアニカの初恋は瑞々しいが、並行して描かれる周囲の病んだ大人たちの描写が痛々しい。少年たちもやがてこんな大人になるのかと、もの哀しさが漂う。「ベニスに死す」の美少年ビョルン・アンドレセンが端役で映画デビューしているのでファンは必見だ。
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