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アメリカを売った男 - 渡まち子

実力派クリス・クーパーが見事。(70点)

 米国史上最大のスパイ事件を扱う犯罪映画は渋い仕上がり。国家機密を20年以上ソ連に漏らし続けたFBI捜査官ハンセンと、彼を探る訓練捜査官エリックの心理戦が見所だ。実力派クリス・クーパーが見事。矛盾した人物像やギリギリの精神状態の演技が上手すぎる。対するフィリップは悪い俳優ではないが、クーパーの前では実力不足。特にラストの表情で違いが明白になった。真の動機にも通じる米国とFBIへの批判が浅いのが惜しい。

渡まち子

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