ダイアリー・オブ・ザ・デッド
世界の終わりに、生き残れるか―。
巨匠ジョージ・A・ロメロが20年ぶりに製作したインディペンデント・ホラー映画
ゾンビ映画の父、ジョージ・A・ロメロ。映画界に多大な影響を与え続けるロメロが、自身の最高傑作として完成させたのが本作、『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』です。
いかなる状況下でも常にカメラを回し続け、「真実」のみを伝えようとする学生たち。この手法はP.O.V(ポイント・オブ・ビュー=主観撮影)と呼ばれ、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99年)、最近では『●REC/レック』(07年)や『クローバーフィールド/HAKAISHA』(08年)などで用いられています。あたかもその現場にいるような感覚に襲われ、本物の恐怖を体感できるこの撮影手法は、これからも多くの作品で使われていくことでしょう。
カメラマン、ジェイソンの気丈な彼女、デボラ役を演じるのはミシェル・モーガン。テレビ映画『ファントム・ファイヤー』(07年)や人気ドラマ『Lの世界』(08年?)を始め、数多くのテレビシリーズでその実力を発揮しています。ジェイソン役にはカナダ出身のジョシュ・クローズ。『イノセント・ラブ』(04年)、『エミリー・ローズ』(04年)などで俳優としてのキャリアを着実に積んできた彼が、ホラー作品に挑戦します。
ロメロの原点に戻るという本作は、低予算、撮影期間20日程度という短さながらも、『ランド・オブ・ザ・デッド』とはまた違ったゾンビ映画に仕上がっています。徹底的なインディーズ映画ながらも、迫り来る恐怖を味わえる本作をぜひお楽しみ下さい。
ある年の10月、山奥で映画を撮影している若者の集団がいました。彼らは大学の映画学科の卒業制作としてホラー映画を製作していたのです。学生らしいノリで撮影をしていたところ、ラジオから衝撃のニュースが流れてきます。
「世界各地で死者が甦っています……」
マスコミによる情報は錯綜し、いたるところで大惨事が発生。若者たちがその渦中にいるにも関わらず、テレビのニュースは「事態は沈静化に向かっている」と虚偽の報道を繰り返すばかり。その一方で、Youtubeには断片的な衝撃の映像が次々にアップされていきました。
「なんてことだ……。どこに行っても人が殺されている……。」
この地獄から抜け出すため、安全な場所を求めてトレーラーで彷徨う学生たち。そんな中、ディレクター役の学生は、観たものを全て記録し始めます。彼を動かすのは真実を伝えるという使命感と、アップした動画へのアクセス数。果たして彼らは生き残れるのでしょうか……。
2008年11月15日(土)、池袋シネマサンシャイン、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、銀座シネパトスほか全国ロードショー
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