映画ジャッジ! 映画批評家のご紹介

心映画批評 通映画批評
感映画批評 愛映画批評
狂映画批評 学映画批評
淑映画批評 名映画批評


J・エドガー - 樺沢 紫苑

80歳を超えて、なお自己最高を更新するような野心的な作品を
作り続けるイーストウッド監督は、本当に凄いと思う。(点数 90点)


(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 『J・エドガー』が素晴らしかった。
 ジョン・エドガー・フーバー、FBI長官という一人の人間を
描き出すだけでなく、アメリカの近代史を犯罪という裏側から
あぶりだしたクロニクル(年代記)になっているスケール感がすごい。

この映画の批評を読む »

ALWAYS 三丁目の夕日 ’64  - 樺沢 紫苑

ポジティブなメッセージを、『ALWAYS』を見ながら感じとりました。(点数 90点)


(C)2012「ALWAYS 三丁目の夕日’64」製作委員会

ズルイというか、反則というか、お涙頂戴映画の王道というか。
 わかってはいても、泣かされてしまうのが『ALWAYS』、
今回も泣き所が三ヶ所以上は用意されています。

この映画の批評を読む »

ザ・フィールド - 佐々木貴之

上映時間は83分と短めであり、ストーリーも簡素化されているため、B級ホラーとしては面白さをしっかりと満喫できるので素直に良いと思える(点数 65点)


(C)After Dark Films,LLC. All Rights Reserved.

全米で劇場公開されたホラー映画の人気シリーズ“アフター・ダーク・オリジナルズ”全8タイトルの中でも評判が良かったのがブレット・シモンズ監督・脚本による第三弾作品『ザ・フィールド』である。

この映画の批評を読む »

戦火の馬 - 青森 学

戦争の理不尽さをしっかりと描写しながらも失わない希望を基軸に置いたストーリーに救われた気持ちになった。(点数 88点)


(C)DreamWorks II Distribution Co.,LLC. All Rights Reserved.

2時間27分の長尺を感じさせない非常に良く作り込まれた作品だった。
イギリスの美しい草原地帯を背景に少年とジョーイと名付けられた仔馬との運命的な出会いから第一次世界大戦が始まり出征、戦渦を生き延び再会を果たすまでの間に、ジョーイがイギリス軍とドイツ軍双方に使役されつつ、そのどちらもが悪とは断じきれない戦争の不条理さをジョーイの視点を通して描かれている。

この映画の批評を読む »

キツツキと雨 - 小梶勝男

「南極料理人」の沖田修一監督が描く、ゾンビ映画の監督と木こりが心を通わせていくコメディー。映画作りの熱気や楽しさが伝わってきて、観客を幸せな気分にさせてくれる(点数 78点)

 ゾンビ映画の撮影隊が田舎へロケに出かけ、木こり(役所広司)と出会う。木こりは撮影隊に半ばむりやり手伝わされるうち、映画作りに夢中になっていく。一方で、撮影隊の若い映画監督(小栗旬)は決断力がなく、映画作りから逃げ出したくて仕方ない。だが、木こりと心を通わせるうちに自信を取り戻していく。

この映画の批評を読む »

ヒューゴの不思議な発明 - テイラー章子

改めてスコセッシの秀逸な映画作りの原点を見ることが出来た。(点数 85点)


(C) 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved

2007年に出版されてベストセラーになった、ブライアン セルズニックの小説「ヒューゴ カブレットの発明」を映画化したもの。アメリカ映画、3Dフイルム。
マーチン スコセッシ監督、製作はジョニー デップ、グレアム キング、テイモシー ヘデイントンと、マーチン スコセッシの4人。
早くもゴールデングローブの監督賞、映像賞に、またアカデミー作品賞、監督賞にノミネイトされている。

【ネタバレ注意】

この映画の批評を読む »

幸せの教室 - 青森 学

バツイチ、失業と人生穏やかでないけれども、拗ねない、挫けない、諦めない主人公のたくましさが心を打った。(点数 85点)


(C)2011 Vendome International, LLC. All Rights Reserved.

大卒でないことを理由に働いているスーパーをリストラされた初老の域に差し掛かったラリー(トム・ハンクス)という中年男が大学に通い、教えることに情熱を失った教師のメルセデス(ジュリア・ロバーツ)が彼と出会って教えることの意味を再確認する話なのだが、ラリーが突然のリストラに遭っても、心が折れずにまた粛々と再出発に向けて地歩を固め前に進んで行く真っ直ぐさは観ていて心を動かされるものが有った。

この映画の批評を読む »

らもトリップ - 中野 豊

健常者のみならず、多くのアルコホーリクスにもごらんいただきたい「今夜、すべてのバーで」の著者、中島らも リスペクト・ムービー。(点数 70点)


(C)2011「らもトリップ」製作委員会

本作は、中島らもの短編小説三編のショートフィルム+彼と生前(2004年死去)交友のあったセレプリティのインタビュー映像を挿入したフィク・メンタリー構成映画です。

作品全体を通して「中島らも」という生き様を筆者の想像をこえたカタチで映画化されました。

この映画の批評を読む »

セルビアン・フィルム - 佐々木貴之

20歳未満鑑賞禁止。観たいという方、覚悟を決めてからどうぞ!!(点数 65点)


(C)2010 CONTRAFILM

セルビア映画そのものが珍しいが、いざフタを開けて観ると、トンでもない悪趣味変態残酷映画なのだ!!

元ポルノ男優ミロシェ(スルジャン・トドロウィッチ)は生活が苦しい中、妻子とごく普通の暮らしを送っていた。ある日、高額なギャラが支払われる映画のオファーを受け、不信に思いながらも依頼人のもとへ赴く。そこでヴィクミルという名の男から芸術嗜好のポルノを撮影するために出演して欲しいと説得される。ミロシェが具体的な内容の説明を求めても一切説明されず、高額なギャラのためだけに出演を承諾。そして、撮影が敢行されるが、これが狂気、残酷、悪夢のスタートだった…。

この映画の批評を読む »

ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵 - 青森 学

ベルセルクサーガのなかでも好評な鷹の団の活躍を描いた本作はベルセルクファンならば観ておきたいところ。(点数 75点)


(C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

1989年から連載が始まり国内累計2400万部を超えるベストセラーの劇場映画化。

アニメ化は1997年に日本テレビで放映された全25話に次いで2度目。

長大な剣を背負い恃むのはおのれの剣のみと孤独な戦いを続ける剣士ガッツの果てのない旅を綴る一大ダークファンタジー。

今回はガッツの宿命のライバル、グリフィスとの出会いと、傭兵だったグリフィスがミッドランド帝国の貴族に召し抱えられるまでの立身出世を描く。

この映画の批評を読む »

ゾンビ大陸 アフリカン - 佐々木貴之

見所は、ゾンビの描写や行動だけではない。(点数 70点)


(C)2010 INDELIBLE PRODUCTIONS UK LTD – ALL RIGHTS RESERVED

ゾンビ映画と言えば、現在に至るまで様々な趣向を凝らした作品が存在し、今もなお多くのファンを魅了している。そんな中、アフリカを舞台にしたアフリカン・ゾンビという新たなるゾンビが満を持して登場!!

オール・アフリカロケではあるが、アフリカ映画ではなくイギリス映画。監督・脚本・プロデューサーの三役を担当したのはイギリスの新鋭フォード・ブラザーズ(ハワード・J・フォード&ジョン・フォード)。

この映画の批評を読む »

ピラミッド 5000年の嘘 - 小梶勝男

ピラミッドの謎から超古代文明の存在を示唆するドキュメンタリー。内容は興味深いが、映像は付け足しで、これなら本で読めば十分(点数 40点)

 エジプト・ギザの大ピラミッドに関するこれまでの「定説」を覆し、高度な科学力を持った古代文明の存在を示唆するフランス製ドキュメンタリー。
 ピラミッドは本当に国王の墓なのか。
建設期間は20年といわれるが、未発達な工具でそんなに短期間での建設は可能だったのか。
石の積み方がなぜこれほど不規則で、しかも精度が高いのか。
円周率や黄金数に正確に基づくデザインは、なぜ可能だったのか。
確かにピラミッドに関しては、従来の定説では説明できない謎が多く存在する。

この映画の批評を読む »

永遠の僕たち - 山口拓朗

「死」を見つめることで、「生」を考えさせる作品でありながら、このうえなく切ないラブストーリーでもある。(点数 90点)

上映時間はわずか90分、5600秒。『ミルク』(2008年)のガス・ヴァン・サント監督は、この限られた時間に「生きること、愛することの尊さ」を密閉した。ぜい肉のない必要最低限の描写で、「死」というテーマと対峙した、世にも美しいラブストーリーだ。風変わりな脚本も、瑞々しい映像や繊細な音楽も、すべてがこの美しいパズルを完成させるために不可欠なピースである。

この映画の批評を読む »

源氏物語 千年の謎 - 樺沢 紫苑

「『源氏物語』誕生の秘密に斬新な解釈で迫る」というこの映画の最も特徴的な部分が、弱いと言わざるを得ません。(点数 60点)


(C)2011 「源氏物語 千年の謎」製作委員会

日本文学の源流『源氏物語』誕生の秘密に斬新な解釈で
迫る壮大な歴史エンタテインメント。

 大掛かりなセットや衣装は非常に美しく、
平安歴史絵巻とでも言うべき、ビジュアル的なおもしろさがあります。

 また、雅楽の演奏など、平安時代の雰囲気の演出はなかなか良いです。

この映画の批評を読む »

マーガレット サッチャー鉄の女の涙 - テイラー章子

これで、今年のアカデミー主演女優賞は決まりだ。(点数 80点)

(C)2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.

映画「THE IRON LADY」邦題「マーガレット サッチャー鉄の女の涙」を観た。
鉄の女と呼ばれた元英国首相マーガレット サッチャーをメリル ストリープが演じた。声、発音、イントネーション、スピーチ、顔つき、歩き方やしぐさまで、全くそっくりで本人と見分けがつかない。これで、今年のアカデミー主演女優賞は決まりだ。ストリープが受賞するに違いない。
http://yourmovies.com.au/movie/42877/the-iron-lady/

【ネタバレ注意】

この映画の批評を読む »

【おすすめサイト】