映画ジャッジ! 映画批評家のご紹介

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ベルファスト71 - 小泉浩子

人ごとではないサバイバル・スリラーに心が凍る?(点数 90点) 


(C)CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION/BRITISH FILM INSTITUTE/SCREEN YORKSHIRE LIMITED AND RUN 71

政治的思想も戦う意義も持たない、若き英国軍兵士。
そんな彼が、敵地にひとり取り残されてしまったら?

「血の日曜日事件」(1972年1月30日)発生前夜の1971年。

英国軍の新兵・ゲイリー(ジャック・オコンネル)は、紛争が激化している北アイルランドのベルファストに、赴任します。

北アイルランド成立以来、半世紀に及ぶプロテスタント系住民とカトリック系住民との衝突はいよいよ激しさを増し、町は、複雑に絡み合う活動家たちの思惑が交差していました。

ゲイリーは、パトロールの最中に争いに巻き込まれ、敵対派の少年に銃を盗まれます。
群集の中に逃げ込んだ少年を追いますが、自分が敵のテリトリーにたったひとりで入り込んでしまっていることに気づいて……。

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さよなら、人類 - 中野 豊

忘れたころにやってきた、奇才ロイ・アンダーソン監督の最高作にして芸術品 (点数 90点)


(C)Roy Andersson Filmproduktion AB

スウェーデンの奇才ロイ・アンダーソン監督が『散歩する惑星』『愛おしき隣人』に続く「リビング・トリロジー」3部作の最終章として4年の歳月をかけて完成させた作品。前作の『愛おしき隣人』が2007年作品だったので7年も待たされたわけです。

また本作は2014年 第71回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した不条理ARTコメディなのです。

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ボヴァリー夫人とパン屋 - 小泉浩子

男の妄想がパンと一緒に発酵しちゃう?(点数 85点)    


(C)2014 – Albertine Productions – Cine – @ – Gaumont – Cinefrance 1888 – France 2 Cinema – British Film Institute

想像力は大切です。
人の気持ちをおもんぱかったり、自分の行動が、周囲にどう受け入れられるのかを考えたり、生きていく上で、かなり役に立ちます。

だけど、度が過ぎた想像力は、ちょっと迷惑かもしれません。
そう、さらにそれが妄想になってしまった場合は……。

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ゾンビーバー - 小梶勝男

ポストモダンゾンビ映画の秀作。B級映画の楽しさがいっぱいに詰まっている(点数 78点)


(C)2014 ZOMBEAVERS, LLC. All Rights Reserved

異説もあるが、ゾンビ映画は「ホワイトゾンビ(恐怖城)」(1932年)を最初とするのが普通だ。
ハイチのブードゥー教の司祭が、奴隷として使うためによみがえらせた死体をゾンビと呼んだ。
こうしたブードゥー教のゾンビをブードゥーゾンビという。
RKOの名作「私はゾンビと歩いた!」(1943年)や、ハマープロの佳作「吸血ゾンビ」(1965年)もブードゥーゾンビを扱った作品である。

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ジュラシック・ワールド - 青森 学

野生動物と人間の共存は難しいが、しかし、全く不可能とは言い切れ無い可能性の描きかたが秀逸(点数 88点)


(C)Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment

人間の尊大さを諌め、人間もまた地球の一員であることを再確認するのが、ジュラシック・ワールド創業者の理念。
その崇高な目的とは裏腹に経営の恒常的な成長のためなら手段を選ばない幹部も居る。
創業者の理念が時を追うごとに形骸化していくのは何処でもありがちなのだが、映画では中興の祖のようなキャラクタがあまり登場してこないのは少し不思議ではある。
パニックムービーとしてはオーソドックスな作りではあるのだが、主人公の感情の動きを演出で伝える製作者の手腕は良い。

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アリスのままで - 小泉浩子

ジュリアン・ムーアの演技に涙!(点数 95点) 


(C)2014 BSM Studio. All Rights Reserved.

すべての幸せを手に入れたはずだったのに、どんどん大切なものを失ってしまう。
そうなったら、どう行動するのか? 問いただされているような作品です。

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極道大戦争 - 小梶勝男

ヤクザ・ヴァンパイアを描いた三池崇史監督のシュールなアクション。面白そうな要素は数多いが、面白くならない珍品(点数 50点)


(C)2015「極道大戦争」製作委員会

 
三池崇史監督は大作よりも、Vシネマや中小規模の作品で暴走した時の方が、圧倒的に面白い。「極道戦国史 不動」「オーディション」「DEAD OR ALIVE」シリーズ、「漂流街」「殺し屋1」「極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU」「IZO」「龍が如く 劇場版」「ヤッターマン」「愛と誠」「神さまの言うとおり」などは、個人的に大好きな作品だ。

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アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン - 青森 学

正義とは何か、常に本質を問う会話がスリリング(点数 96点)

ウルトロンがアベンジャーズに投げかける問いは常に正義の本質を問うたもの。
ウルトロンが人類を超越した知性であると同時に人間の矛盾を背負っている。
その矛盾に対し破滅によって精算しようとするウルトロンと彼の暴走を阻止しようとするアベンジャーズが人間の二面性を担うコインの裏表なのだ。彼らが発する問いは人間の葛藤そのものを言い表している。
だから観る者の心に響く。

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アリスのままで - 中野 豊

ジュリアン・ムーアの名演で一層胸に迫る、若年性アルツハイマー病患者の主観映画 (点数 85点)


(C)2014 BSM Studio. All Rights Reserved.

ジュリアン・ムーアは、本作でアカデミー賞の主演女優賞を受賞。
過去にヴェネチア国際映画祭『エデンより彼方に』(2002)、ベルリン国際映画祭『めぐりあう時間たち』(2003)、カンヌ国際映画祭『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(2014)で世界三大映画祭での主演女優賞制覇は女優史上初の快挙です。

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トゥモローランド - 樺沢 紫苑

この映画、最高です!(点数 100点)


(C)2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.

最近、仕事が立て込んでいたので、
ようやく見ることができました。
『トゥモローランド』。
 
感想を一言で言いうと、「最高です!」。
 
こんなにおもしろい娯楽映画は、滅多にない。
というか、私のためオーダーメイドで作ってくれたのか、
というくらいツボにはまりました。

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Mr.タスク - 小梶勝男

人間を無理やりセイウチに改造する狂った博士を描くホラー。笑いを交えながらも実に不気味で怖い。セイウチ人間の造形が素晴らしい(点数 75点)。


(C)2014 Big Oosik, LLC, and SmodCo Inc. All Rights Resereved.

セイウチ。キバはあっても丸みのある体形がユーモラスで、ホラーには不向きと思われる。
世の中には変わった人がいるもので、そんなセイウチを主人公にホラーを作ってしまった。
正確には、セイウチ人間が主人公だろうか。
人間を無理やりセイウチにしてしまうのである。
しかも、あの「シックス・センス」の天才子役、ハーレイ・ジョエル・オスメントのほか、ノークレジットで超大物俳優も出演している。
ユーモラスな雰囲気が漂いつつ、何とも不気味で奇怪なホラーとなった。

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ライアの祈り - 小梶勝男

青森県八戸市を舞台に、縄文時代へのロマンと中年男女の恋愛を描く。八戸市の魅力が存分に描かれ、胸を打つ場面もあったが、様々な要素が一つに焦点を結ばないのが残念(点数 62点)


(C)2015「ライアの祈り」製作委員会 (C)森沢明夫/小学館

 「津軽百年食堂」や「ふしぎな岬の物語」の原作小説を書いた森沢明夫の同名小説の映画化だ。
やはり同じように、舞台となる場所の地域性が強調されたご当地映画になっている。監督は「殺人者KILLER OF PARAISO」の黒川浩行。
 

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バトルヒート - 小梶勝男

ドルフ・ラングレンとトニー・ジャーという夢の組み合わせ。B級作品だがアクションはしっかりと見せてくれる(点数 60点)


(C)SC FILMS THAILAND CO., LTD 2014

もっタイない! ドルフ・ラングレンとトニー・ジャーが共演しているのである。
しかも、両雄が戦う場面もある。「バトルヒート」という地味なタイトルではなく、「マッハ!VS人間核弾頭」とか、ド派手なタイトルにするべきだろう。
宣伝文句も「ムエタイVS極真!史上最強はどっちだ!」くらいにして欲しい。
もちろん、2人は戦うけれども結局バディとなるのだが。

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呪怨―ザ・ファイナル― - 小梶勝男

様々な恐怖演出のつるべ打ちだが新鮮さがなく、怖くない。「呪怨」のファイナルはJホラーのファイナルを感じさせる(点数 60点)


(C)2015「呪怨 ザ・ファイナル」製作委員会

 清水崇監督がJホラーの流れを変えた「呪怨」シリーズの最終章である。
1999年のオリジナル・ビデオシリーズから、劇場版が作られ、清水監督が自らリメークしたハリウッド版は日本人監督として実写で初めての全米興行成績第1位を記録した。
これまでビデオシリーズを含めて8作品があり、伽椰子や俊雄はJホラーを代表するキャラクターとなった。

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真夜中のゆりかご - 映画批評なら映画ジャッジ!

母性とは何かを問いかける北欧サスペンス!(点数 90点) 

敏腕刑事のアンドレアス(ニコライ・コスター=ワルドー)は、美しい妻・アナ(マリア・ボネヴィー)と乳児の息子の三人で湖畔の瀟洒な家に暮らしていました。

そんなある日、薬物依存の男女の衝撃的な育児放棄の現場に遭遇し、自分の幸せをかみしめます。

ところが、ある悲劇により、正しい刑事でよき父だったはずのアンドレアスは、犯罪に手を染めてしまいます。

正義とは何なのか? 善と悪の危うい境界線に身震いしてしまいます。

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