映画ジャッジ! 映画批評家のご紹介

心映画批評 通映画批評
感映画批評 愛映画批評
狂映画批評 学映画批評
淑映画批評 名映画批評


ネイビーシールズ - 青森 学

本物の兵器を使用したガンアクションと戦闘シーンに目を奪われるものの、シールズの掲げる正義について考えてみるのも良いだろう。(点数 77点)


(C)2012 IATM, LLC

最初に断っておくが、この映画は1990年に公開されたチャーリー・シーン主演の
『ネイビーシールズ』とは全く違う作品 だ。リメイクではない。別物の映画
だ。90年の『ネイビーシールズ』は役者が演じて映画的な映画だったが、今作
は本物の隊員を起用して フィクションの垣根を越えてよりリアルな戦争アク
ションに仕上がっている。

この映画の批評を読む »

ブレーキ - 佐々木貴之

衝撃的なクライマックスこそ観てのお楽しみなのである!!(点数 70点)


(C)2011. Brake, LLC

二年前に日本でも公開されたスペイン映画『[リミット]』に続き、再び極限の閉鎖空間を舞台にしたシチュエーション・スリラーが世に送り出された。監督は、本作が長編四作目のゲイブ・トーレス。

シークレット・サービスのジェレミー(スティーヴン・ドーフ)は何者かに拉致されたらしく、目覚めたときには車のトランクに収められたガラスケースの中に監禁されていた。その箱には恐ろしいトラップが仕掛けられており、デジタル時計が4分を刻むごとに様々な攻撃が加えられる。絶体絶命の大ピンチに陥ったジェレミーは無事に脱出できるのか?!また、犯人の目的はいったい何なのか?!

この映画の批評を読む »

メン・イン・ブラック3 - 青森 学

今作ではストーリーの基軸にタイムスリップを導入して、さらに大きくなったスケール感に圧倒される。(点数 88点)


Photo by WILSON WEBB -(C)2011 Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

1作、2作の面白さが全くパワーダウンすることなく3作目に引き継がれている。
後半ではJ(ウィル・スミス)の生い立ちやK(トミー・リー・ジョーンズ)が何故寡黙なのかの原因が明かされていて、エピソードとしては1作、2作とも独立しているが、3作目までの文脈は連続している。なので、1作目から観直しておくと本作をより一層愉しめるだろう。

この映画の批評を読む »

ロボット - 佐々木貴之

なんといっても迫力満点のアクションシーンに度肝を抜かされる。(点数 80点)


(C)2010 SUN PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.

巨額の製作費を投じ、最新のVFXを駆使して作り上げて世界興収100億円を超えるほどの最大ヒットを記録したインド製SFアクション。『ジーンズ 世界は二人のために』のシャンカール監督がメガホンをとり、インド映画界最大のスターであるラジニカーントが一人二役で熱演。

この映画の批評を読む »

ヘルプ 心がつなぐストーリー - 樺沢 紫苑

さすがはエンタメの作り方がうまい、ハリウッド映画という感じです。(点数 90点)


(C)2011 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

アカデミー賞でオクタビア・スペンサーが助演女優賞を受賞した
『ヘルプ 心がつなぐストーリー』。

 アカデミー授賞式の時から気になっていたのですが、
ようやく見に行きました。

 作品は素晴らしいのですが、日本語タイトルが良くないと思います。
 何の映画か、全くイメージできないので。

 「ヘルプ」って何のことだろうと思ったら、
「お手伝いさん」つまり、「家政婦」「メイド」という意味の
「help」だったのですね。
 一言で言えば「家政婦は見た」のアメリカ版であり人種差別版なのです。

この映画の批評を読む »

王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件 - 佐々木貴之

エンターテイメント要素を全面に押し出した渾身の一作(点数 75点)


(C)2010 Huayi Brothers Media Corporation Huayi Brothers International Ltd. All Rights Reserved

日本にも来日経験のあるオランダ人外交官で作家でもあるロバート・ファン・ヒューリックによる探偵小説のシリーズの中でも、人気キャラのディー判事を主人公にして映像化したミステリー・アクション。監督はツイ・ハークで、アクション監督をサモ・ハンが担当した。

この映画の批評を読む »

虹色ほたる~永遠の夏休み - 樺沢 紫苑

子供と一緒に、家族と見て欲しい映画ですが、カップルでも、そして大人が一人でも見ても楽しめる映画です。(点数 90点)


(C)川口雅幸/アルファポリス・東映アニメーション

 アニメ『虹色ほたる』を見て5、6回泣きました。

 映画を見て泣くって、いいですね。
 心が浄化されるような気がします。

 全編手書きで描かれた素朴な画像が、
昔の東映アニメーションを彷彿とさせますし、時代の設定が非常にうまい。

この映画の批評を読む »

崖っぷちの男 - 青森 学

無実の罪を着せられた男の鮮やかな逆転劇がじつに爽快な1時間42分。(点数 80点)


(C)2011 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

ニューヨーク市にある老舗のホテルで、壁に張り付いた縁から今にも飛び降りようとしている男がいる。男の名はニック(サム・ワーシントン)。数日前、刑務所を脱走したばかりの受刑者だ。無実を訴えるニックは今まさに飛び降りんとばかりに野次馬を煽るが群衆の期待とはよそに彼にはある計画があった。

この映画の批評を読む »

キラー・エリート - 青森 学

暗殺者の棲む非情な世界を克明に描きながらも、愛する者のためにそれに身を投じる男の決意が哀しくもうつくしい。(点数 86点)


(C)2011 Omnilab Media Pty.Ltd.

時代は1980年代。凄腕の殺し屋ダニー(ジェイソン・ステイサム)はオマーンの有力者に拉致されていたかつての仲間であるハンター(ロバート・デ・ニーロ)を救い出すために現地へ飛ぶが、有力者である長老からは彼の3人の息子をSAS(イギリス陸軍特殊部隊)に殺された復讐の代行を迫られる。それも事故死に見せ掛けて殺すのが条件。報酬は600万ドル。ダニーはカネのためにではなくハンターの解放を条件に仕事を請け負うが、ターゲットの背後で暗躍する『フェザー・メン』という組織に所属する刺客のスパイク(クライヴ・オーウェン)が彼の行く手を阻む。

この映画の批評を読む »

REC/レック3 ジェネシス - 小梶勝男

スペインのゾンビ・ホラー「REC」シリーズの3作目。途中からPOVを放棄し、大スプラッター大会になるのが痛快(点数 67点)


(C)2011 REC GENESIS A.I.E

 謎の伝染病により、人々がゾンビ化していくスペインのホラー「REC」シリーズの第3弾。シリーズは主観カメラ(POV=ポイント・オブ・ビュー)によるドキュメンタリーのようなリアルな映像がウリだった。
1作目はアパートに舞台を限定、そこに取材で入ったテレビクルーのカメラ目線で全編を描き、POVの効果をうまく生かした秀作だった。
2作目はアパートに突入した警察の特殊部隊の隊員たちが、それぞれヘルメットにビデオカメラを装備しているという設定で、様々なカメラによる記録映像を組み合わせていたが、なぜかPOVによるリアリズムとは相反する、オカルトめいた悪魔憑きのストーリーとなり、怪作という印象だった。

この映画の批評を読む »

愛と誠 - 中野 豊

やめろと言われても、一度つくった映画♪ 黒い 黒い、うまい 三池(監督)の誘惑……。 (点数 80点)


(C) 2012『愛と誠』製作委員会

アニメーションでのオープニング=1961年のスキー場でセレブな乙女 愛は「白馬の騎士」誠に救われます。

実写版。1972年 荒れた新宿の片隅で愛の前へ西城秀樹風に現れた太賀誠(妻夫木聡)は不良グループと壮絶バトルの末 少年院へ送られてしまいます。

勝手に王子様へ仕立てあげた誠を更正させようとする超天然の早乙女愛(武井咲)は、父(市村正親) 母(一青窈)に頼み 誠を絵にかいたような名門高校に編入させるのです。

この映画の批評を読む »

ミッシングID - 青森 学

自分探しをテーマにした映画は数多く有るが、それは人にとって自分自身が最大の謎であることの裏返しなのかも知れない。この映画はそんな多くの人が持つ疑問を起動させる。(点数 83点)


(C)2011 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.

主人公であるネイサン(テイラー・ロートナー)の生い立ちの謎が後半まで解き明かされないので気になり、集中力を持続させて観ることが出来た。ストーリーを牽引する謎はそれほど不可解なものでもなく、全編を通して見ると腑に落ちる謎ばかりで、置いてけぼりを食らったような居心地の悪さを感じずに済んだ。但し、ストーリーの進行上、映画的なご都合主義的展開が有るのだが、そもそも虚構にもっともらしい結末を用意するためには避けては通れないことなので、多少の粗には目をつむることが出来る。

この映画の批評を読む »

アーティスト - 山口拓朗

絶妙な演技によって、言葉にならない複雑な感情を見事に表現する(点数 90点)


(C)La Petite Reine – Studio 37 – La Classe Américaine – JD Prod – France 3 Cinéma – Jouror Productions – uFilm

気軽に楽しめるエンターテインメントというのは、日本ではヒットしやすい。ご丁寧な説明、分かりやすいキャラクター、教科書通りの展開。日本人の映画館での平均映画鑑賞数が「年間=1本」という現実を考えると、「年に1度の映画鑑賞くらい頭を使わずに楽しませておくれ~」という方々の気持ちも分からなくはない。

この映画の批評を読む »

アタック・ザ・ブロック - 青森 学

『遊星からの物体X』と『ゾンビ』を掛け合わせたような作りがB級感を醸し出している。(点数 72点)


(C)StudioCanal S.A./UK Film Council/Channel Four Television Corporation 2011

毎日をカツアゲと大麻の販売で過ごす不良グループのリーダーであるモーゼズ(ジョン・ボガーヤ)は或る夜、最近になって公営団地(ブロックとはこのこと)に引っ越してきた看護師の女性(ジョディ・ウィッテカー)から金品を巻き上げようとしたその時、飛来した隕石が近くのクルマを直撃する。鍵を壊す手間が省けたとばかりに破壊されたクルマの車上荒らしをするモーゼズだが、出てきたのは猿のようだが得体の知れない生き物だった。

この映画の批評を読む »

アーティスト - 樺沢 紫苑

この映画を見ると「言葉がなくても、こんなに気持ちは伝わるんだ」ということを、再確認できます。(点数 80点)


(C)La Petite Reine – Studio 37 – La Classe Américaine – JD Prod – France 3 Cinéma – Jouror Productions – uFilm

 アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞ほか5部門を受賞した
話題作『アーティスト』。
 公開直後に、見てきました!

 もっとエンタメ色の強い映画かと思いましたが、
実験映画とエンタメのギリギリのライン。
 よくこの作品がアカデミー作品賞を受賞したな、と驚きます。

この映画の批評を読む »

【おすすめサイト】